群馬県出身のシンガー、矢嵜風花(やざきふうか)。

小学生のころから歌うことが大好きで、ゴスペルシンガーを夢見ていた。しかし年を重ねるごとに、いつの間にか夢から離れてしまう。それでも高校では合唱部に所属し、歌うことを続ける。

そして2013年、通っている教会の牧師より「神には不可能な事は何一つ無い」「この神を信じるなら、すべてが可能な世界で生きる事が出来る」という話を聞き、「すべてのことが可能ならば自分は何がしたいのか」と考えるようになった。

そこで出てきた答えは「私は歌を通して、多くの人に希望や心の癒しを届ける人になりたい」ということ。そんな自身の答えを胸に、同年10月より本格的にシンガーとしての活動をスタート。

2015年にはのちにYouTube再生回数120万回弱(2020年9月頭時点)を記録する楽曲「あたらしい明日へ」を発表。“卒園式ソング”である同曲は様々な保育園・幼稚園で歌われ、数々の親御さんに感動を与えてきた。

目標は日本を愛のある、幸せな国にすること。そして悲しい決断をとってしまう人を減らすこと。そのために音楽を通じて、一人一人が身近な人を愛し、大切に思えるようなメッセージを届けている。



・【MV】大好きな人を忘れるための失恋ソング 矢嵜風花 

2019年4月1日にリリースした楽曲「朝靄」。「数少ない中の恋愛ソングの一つであり、ずっと好きだった人を忘れる歌になっている。女性の気持ちに共感してほしい」という1曲だ。
≪もう会わない。あなたとはもう、会わない。≫≪時々君のツイート見て、元気でいるかなんてチェックしちゃう私が少し悔しい。≫と、大好きな人を忘れる過程の描写が極めてリアル。
抜け感と甘さを兼ね備えたような歌声にも、抜群の切なさが香る。サビで一気に歪んだギターが爆発するというサウンド構成からも、誰かを忘れるための切なさや痛みが伝わってきて、多くの人が共感しうる楽曲だといえる。

「制作を自身で担当しており、世界観を楽しんでほしい」というMVにも同様に切なさが満載で、ますます共感力を高めているので、必見。


・卒園式ソング あたらしい明日へ *譜面あり

「この曲をきっかけに知っていただいた人が多いです」というこの楽曲は、現在(2020年9月頭時点)までにYouTube再生回数120万回弱を誇る楽曲「あたらしい明日へ」。「自身が保育士として働いていたときに、年長さんに向けて制作した」楽曲であり、それゆえのリアルさが輝く。
≪いままでありがとう おかあさん≫≪ぼくはこんなにおおきくなったよ≫≪これからもがんばるから ずっとよろしくね≫と歌うその歌詞のメッセージは、それを届けられる立場には間違いなく深く響く。また、メロディーラインや伴奏の雰囲気が、卒園式にピッタリの、切なさと華やかな明るさを兼ね備えたものであることもまた、この楽曲のリアルさを強化しているポイントだろう。

おめかしした子どもたちが歌っている姿。それを見て涙する家族の姿。それらが容易に浮かんでくる1曲だ。


・生きてるだけで

大好きなハムスターがなくなってしまったときに制作したというこの楽曲。「神様もどこかで私たちのことを思ってくれているよ」という想いが込められていて、「生きていてほしいということを伝えたい」という1曲だ。
できないことがたくさんあっても、それでも愛しく思ってくれている人や神様がいる。あなたが生きていることで、日々が輝く人が必ずいる。そんなことがひしひしと伝わってくる詩世界。それを押し付けるのではなく、誠心誠意伝えようとしていることが感じられる穏やかで温かいメロディーラインと歌唱。

そんなこの楽曲は、きっと誰かの心を救ってくれるだろう。



「音楽活動を通して聴く人が生きやすくなるようなヒントを発信していきたい」と話す彼女。また「CDを2枚リリースしたので是非聴いていただけると嬉しいです」というコメントももらっている。

心にすっと響いてくる歌声で、誰かの心を救うような言葉を届けてくれる彼女のようなシンガーは、きっと今の時代には必要だ。ぜひその音楽に触れて、少しでも自身の心をほどいてあげていただきたい。


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