1997年2月6日生まれ。男性ボーカルグループ「mono palette.」のメンバーとして、ネットシーンを中心に活躍するアーティスト、雪見。
作詞・作曲・エンジニアなどクリエイターとしての顔も持つ彼だが、大きな特徴は中性的でまさに雪のような透明感を持つ歌声にある。透明感の中に立体的な陰影を併せ持ち、楽曲の持つイメージを深く描ききる。
活動を始めたのは「田舎出身で、外で遊ぶものがなく、父親のパソコンをもらってニコニコを見たことがきっかけ」。動画の投稿は月に2本、配信はほぼ毎日というペースで展開中。
さらに現在オリジナル楽曲の制作にも注力しており、そんな作品のリリースにも期待が高まっている。
・おはよう。 / 雪見
自身で作曲・ミックス・ボーカルを務めた楽曲「おはよう。」。
鋭いロックサウンドと透明度の高いピアノの音色が絡み合う1曲。“もう目覚めることはない”と言われた大好きな人に対して、≪おはようを聞かせて≫と切実な思いを歌う。ハイトーンで美しい雪見のボーカルがそんな切ない世界を、痛みすら感じるレベルまで押し上げているので、聴いているとどんどん感情移入させられていく。
ただ、痛みを感じるだけではなく、どこか全体に温かいムードがあるのは、楽曲の終着点が優しい愛に溢れたものだから。一つの小説や映画を見ているような感覚で聴ける1曲だ。
・KING - Kanaria / Covered by 雪見
Kanariaの楽曲「KING」のカバー動画。
英語のように聞こえる独特の日本語使いが特徴的なクールな1曲で、サウンドの世界観も独特。そんな楽曲だけに、カバーするにしてもその世界観とうまく融合する歌唱が求められる。
雪見はそんなこの楽曲に対して、持ち前のハイトーンボイスと透明度の高い歌声をふんだんに活かしながら、かっこよくもどこかはかなげという、まるでアニメや漫画のキャラクターがリアルに飛び出して歌っているかのような雰囲気の歌唱を展開。なんとも妖艶で色気のあるその歌声によって、楽曲の持つ世界観をしっかりと活かしきり、かつ自分の色も上手く出せているといえるだろう。
「何きっかけでも自分のことを好きになってほしい。自分の好きなことを好きになってくれる人がいればいいなと思っている」という思いで活動する彼。
この2020年の後半については「自分は歌い手なのでカバー動画をだしていきつつ、マルチに色々な活動をしていきたい」と話してくれた。
まずは動員ライブを開催してから、いずれライブ配信も考えていきたいということで、2021年1月にはmono palette.としての東阪ライブが控えている雪見。
これからの展開をしっかりと追いかけていこう。
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