大阪府枚方市出身、ハスキーな歌声とインパクトのある詞世界で魅せるシンガーソングライター、奥山汐理(おくやましおり)。 

1997年生まれの彼女は、バンドマンだったという父親の影響で幼少期から音楽に親しむように。中学生の頃には本格的に作詞作曲をするようになり、高校生の頃には姉と「亜弥汐」という姉妹ユニットを組んで音楽活動を始めたという。

その中でしだいに「ソロアーティストとして活動したい」という思いが強くなり、オーディションをきっかけに上京。現在は東京を拠点に、地元大阪や名古屋など全国各地で精力的なライブ活動を展開している。

ライブの相棒はアコースティックギターのGibson J-15。それを激しくかき鳴らしながら歌う言葉には人間として生きることの難しさ・孤独・皮肉、そしてその中にある幸せがこめられ、聴き手の心を揺さぶってきた。

また、2018年10月には自身初のCDシングル「手錠をかけて」をリリースし、収録曲には中学生の頃に作ったという「search」も収録。それらの曲は今年4月からサブスクリプションサービスで配信も行われており、さらに現在は自身のオンラインショップも立ち上げてインターネット上にも活動の場を広げるなど、より多くの人にその音楽が届くようになっている。

次世代の邦楽シーンで話題を呼ぶ実力派シンガーソングライターとして、要注目の存在だ。




・ゲシュタルト崩壊/奥山汐理



 

奥山汐理の代表曲のひとつで、ライブでも定番の一曲になっているのが、この「ゲシュタルト崩壊」だ。 

パーカッシブなコードワークとダウナーな中にもエモさを秘めたメロディが印象的なこの曲は、そんな音楽的表現と絡みついたシニカルな詞世界がアグレッシブに聴き手の感情を刺激してくる。皮肉たっぷりの強烈なキラーチューンとして、奥山汐理というシンガーソングライターの魅力を知るうえでまず聴いてみてほしい。




・あたしを彼女にしませんか?(ピアノver.)/奥山汐理 




力強くアッパーな曲やインパクトの強いメッセージソングが持ち味の奥山汐理だが、そんな曲とはまた違った印象を感じさせるのが、この「あたしを彼女にしませんか?」。しっとりと切ない想いを歌い上げるミディアムバラードに仕上がっていて、エモーショナルな歌唱と合わさって涙を誘ってくる。 

飾らない真っすぐな言葉と、ひとつひとつの音をかみしめるようなメロディ。ストレートに愛を歌うストーリーナンバーとして必聴だ。



オンラインでの活動をスタートし、サブスクリプション配信でファンからの反応がダイレクトに数字となって表れるのを見たりと、多くの人から支持を集めていることをより実感できて嬉しいという彼女。 

ライブ活動がなかなか思うようにできない情勢で「ライブをしてファンと交流したい」という気持ちを抱えつつも、現在を「今後より大きく羽ばたくための、アーティストとしての準備期間」ととらえているという。

ますます表現を研ぎ澄ませながらシンガーソングライターとして進化していく奥山汐理の、これからの活動に要注目だ。その最新情報は、公式HPや各種SNSのアカウントからチェックしてみてほしい。




【公式HP】

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【YouTube】

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