関西を中心に活動中のシンガーソングライター、田なかかれん。

幼少期より、バンドマンであった父の影響でRay CharlesやCarole King、竹内まりや、憂歌団など幅広い音楽に触れる。その後、恩師と自身の父の死をきっかけに、16歳で作詞作曲を始め、2016年12月より本格的に音楽活動を開始。

様々な音楽を聴いて育ってきたというその音楽遍歴は、制作する楽曲からも聞いてとれる。ノスタルジックな響きがあるフォーキーな作品もあれば、現代的なキャッチーさを持ったポップな作品があったり、心にそっと触れるようなナイーブさと深みを兼ね備えた作品があったりする。どこかドラマティックに聞こえてくる歌声も魅力の一つだ。

2017年には初の自主制作音源「絶望の街と朝の光」をリリース。さらにこの2020年9月6日、約三年ぶりとなる音源として、初のミニアルバム「ドラマティックな人生を」を発売。同日、それに伴いレコ発ライブも開催する。来場プラス配信というスタイルで開催されるこのライブは、「ライブに来られることを喜ぶお客様もいるし、遠方の方々も配信が見られるということで喜んでくれている」と、様々なファンに向けて発信される。

当日はミニアルバムだけではなく、「新しい人に出会ってもらいたい」という考えから、楽曲「ドラマティックな人生を」が収録された一曲入りのお試しCD(300円)もリリース。「人のために音楽を歌っていこうと決めて書いた曲。各々いろんなことがある中で、悲劇のヒロインではなく、ハッピーエンドを目指していきたい」という思いが込められた1曲で、会場と通信販売にて展開予定。各種サブスクリプションサービスでも配信予定となっている。




・「もしも」なんてなかったんだよ 試聴動画 




9月6日リリースの1stミニアルバム「ドラマティックな人生を」に収録されている1曲。 

フォーキーな雰囲気のサウンドが心地よい楽曲で、どこかルーツロックの系譜を感じさせる。メロディーもフォークサウンドと共鳴するような雰囲気があり、絶妙なノスタルジーを放つ。

そんなサウンドやメロディーに彩られて歌われているのは≪今夜終わりを迎えましょう 胸の中浮かんだためらいにも 進むべき道に立ち尽くす 明日の朝が来るまでは≫と、切なく揺れながらも前に進もうとする心。感情が乗っていて、前に向かって強く飛んでくるそのドラマティックな歌声も相まって、目の前にシーンが浮かぶ、実に情景的な1曲となっている。




・【初のMV】17(オリジナル) 




2017年にリリースした初の自主制作音源「絶望の街と朝の光」に収録されている楽曲「17」。 

17歳の時のことを歌ったというこの楽曲には≪あの子が笑ったあの日の裏で 泣けずに嗚咽を漏らしたことも≫と、苦しい思いを抱えながら生きている人の心に寄り添うような言葉が並ぶ。

やはり歌声には感情が乗り、特にサビからは叫びにも似た強い感情が伝わってくる。リアルな言葉にリアルな想いを乗せて放つから、この楽曲の中の世界観がよりリアルになり、現実を生きる人の心に届く。そんなリアルな音楽に救われる人がきっといるはずだ。



この2020年の後半については「活動の仕方を見直していく。自分にとっての活動の形を探していく」と話してくれた彼女。「17の公式ライバーとして活動をし、17の公式チャンネルにも出演するようになった」という今の経験を活かして、もっと広く自分の音楽を届けていく。 

「歌は他者への、自身への、過去への、未来への祈り」という信念をもって活動する彼女の音楽は、きっとこれから先もっと広く届いていき、誰かの心を救っていくだろう。




【読者に一言】 

まだまだ未熟なアーティストですが、見守ってくださっている人たちに恩返しをしていけるように頑張っていきます。今回の記事で出会ってくれた人たちにも、音楽で繋がっていきたいと思っています。できれば見てやってください!



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