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|La nuit| 独自の世界観で描かれるのは、美しき狂気

|La nuit| 独自の世界観で描かれるのは、美しき狂気

「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回は|La nuit|の登場です。


大阪発“シネマティックスリーピースバンド”、|La nuit|(ラニュイ)。

Vo.「モモカミヤ」、Gt.「優生」、Ba.「Utena」という3名で、”午前2時の貴方に寄り添いたい”をコンセプトに活動中。コンセプトにある午前2時は“人が眠れず、悩みに使う時間”を意味し、「まだ前向きになれない」「暗い気持ちから抜け出せない」といった気持ちの人に寄り添いたいという思いが込められている。

現在のメンバー3名を含む6人編成のバンドを組んでいた際には、「2017年度全国高等学校軽音フェスティバル オリジナル部門」や「全国高等学校軽音コンテスト」に出場した経歴を持つ彼女たち。しかし大会終了後、大学受験期に入ったため同バンド解散。そして2019年4月、現在のメンバーによって改めて|La nuit|が結成された。

サウンドはアンニュイな雰囲気を持つロックサウンドで、その中にジャズの要素も香らせる。楽曲の世界観の中にはそれぞれ主人公がいて、それをMVで表現するというのも一つの特徴だ。“シネマティックスリーピースバンド”というコピーはそこから来ている。

これまでに『路上ライブで数回、ライブハウスで1回しかライブしたことない』と話す彼女たちだが、その音楽性や世界観がTikTokから知れ渡り、YouTubeチャンネルの登録者数も4万人に迫る勢い(2020年10月現在)。今注目しておくべきスリーピースバンドだといえる。




・禁断少女(Official Video) - | La nuit | 




2020年3月にリリースされた1stミニアルバム「万紫千紅」に収録されている楽曲「禁断少女」。 

妖艶な気だるさとサビでの突き抜け具合が絶妙なVo. モモカミヤの歌声。グルーヴ感抜群で色気すら感じるベースライン。そして荒れ狂うようなサウンドで切り裂くギターと、どこをとってもかっこいい1曲だ。和風な雰囲気を纏ったメロディーラインもなんともアダルトな雰囲気。

楽曲のストーリーも色気と狂気が感じられるものとなっており、サウンドや歌詞、歌声、映像と全体で表現する彼女たちの表現力の高さに引き込まれる。




・ルサンチマン(Official Video) - | La nuit | 




同じく1stミニアルバム「万紫千紅」に収録されている1曲。 

「愛する彼に裏切られ、深い悲しみに溺れる少女の彼への想いが、次第に愛から恨みに変幻し狂っていく」というストーリーの楽曲だが、ジャジーな雰囲気のある鍵盤やクリーンなトーンのギター、センチメンタルでキャッチーなメロディーラインなど、そのサウンドには美しさすら漂う。歪んだサウンドに覆われてもそれは感情の波からくるもののように感じられた、やはり美しさは損なわれない。

愛からくる狂気や恨みなどは、本当はやはり美しいものなのだろうと思わされる1曲だ。




・Last Dance

 

「主人公は男性との別れを覚悟した女性。愛されていたいと思っていた彼女だったが、その理由は孤独が怖いからであることに自ら気がついた。つまり欲しいのは彼からの愛ではなく誰かの愛でもよく、そこに虚無感を覚える。そして別れの日、偽りの愛に終わりを告げるため、無理心中をした」というストーリーを持つ楽曲。

柔らかい音色のピアノと、センチメンタルで儚い歌声による極めて美しいサウンドでそんな世界観を描く。そのサウンドには虚無感やいろいろな思考により溢れた想いなど、様々な感情が乗っており、聴いているとこちらまでどこか切なさや儚さを抱くだろう。




・鼻につく死臭の中で交合いましょう(Official Video) - | La nuit | 




「逃亡を繰り広げてきたが連続殺人犯が、一人の刑事に身柄を拘束されてしまう。逃がす提案をする刑事に対して『仰せのままに。』と答える彼。しかしその実、刑事の方が残虐で、犯人隠避を行うと見せかけ、生かさず殺さず、ゆっくりと痛めつけていく」というストーリーの1曲。

刺激的なストーリーであるだけに、サウンドも攻撃的でドラマチック。ギターリフやベースリフは一聴して人を引き付けるインパクトがあり、歌声やメロディーもぐっとカッコよさを増す。そんな狂乱のサウンドや狂気的なストーリーの中で、何もかも忘れて踊り狂いたくなる楽曲だ。



今後『バンドとして、今までにはなかったガールズバンドの位置を確立したい。』と話す彼女たち。 

さらに、海外進出するのに相応な実力を持つアーティストになるとか、音楽は勿論、その他の芸術分野でも認められるようになるとか、目指すところははっきりしている。

確固たる世界観を持ち、オリジナリティーという大きな武器を確立している彼女たちであれば、メインストリームでその音が響き渡る可能性も十分だ。




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