1990年生まれのトランペット奏者、具 理然。

国立音楽大学演奏学科トランペット専攻卒業。演奏応用コースを修了し、第一種音楽教諭免許を取得している。
クラシックのみならず、大学ではジャズを学び、2011年に東京工業大学『Los Guaracheros』にてラテンを学ぶ。その後、国立音楽大学『New Tide Jazz Orchestra』に所属し、同バンドで山野ビッグバンドジャズコンテストにて、最優秀賞を受賞。
ビッグバンド『Lowland Jazz』のバンドリーダーであり、アレンジや2ndトランペットを担当。様々な場所で演奏活動を展開している。また、同バンドでは広瀬アリス主演の映画『巫女っちゃけん。』の音楽、テレビ朝日系の特撮テレビドラマ『ルパンレンジャーvsパトレンジャー』の演奏等も担当。2019年には武道館で行われた仮面ライダー&スーパー戦隊シリーズによる年に一度の祭り『超英雄祭』にも出演した。
その他、『SHAMANZ』などのバンド活動やレコーディング、作曲、アレンジ、また吹奏楽やビッグバンドの指導を行うなど幅広く活動中。




・【Lowland Jazz】Get Lucky【BigBand】 




自身がバンドリーダーを務めるバンド『Lowland Jazz』による、Daft Punkが2013年にリリースしたヒットソング『Get Lucky』のビッグバンドカバー。アレンジはドラム・大場俊が担当している。 

「ライブを想定したコールアンドレスポンスもあるので盛り上がる」というこの楽曲は、ライブのつかみでも使う定番曲。その言葉通り、Get Luckyの軽やかなムードをさらに華やかに彩り、聴けば一瞬でテンションを上げられる。特にサックスやトロンボーン、トランペットの切れ味や華やかさは抜群。音が鳴るたびにぐっと気持ちが上がっていくだろう。
ライブでぐっとお客さんの心を掴むというのも納得できる仕上がりの1曲だ。




・【Lowland Jazz】千本桜【Bigband】 




小林幸子のカバーでも知られるヒットソング『千本桜』のLowland Jazzバージョン。「“ジャズの敷居を低く”というグループのコンセプトのもと、ボカロ曲のカバーにチャレンジした。たくさんカバーされているからこそ、斬新なラテン調アレンジを加えた」という1曲だ。こちらはアレンジを具理然が担当している。 

千本桜の印象的なフレーズや和の雰囲気はしっかりと残したまま、ラテンジャズに変換。疾走していくパートと深いノリを聞かせるパートの緩急もしっかりしており、聴き応えは抜群だ。
楽曲のメロディーの良さも改めて際立っており、ジャズファンから普段ジャズは聴かないという層、アニソン好き・ボカロ好きなどまで、幅広く届きうる1曲となっている。




・【Lowland Jazz】うちで踊ろう【BigBand】 




「コロナ禍に何か活動ができないかというところから製作がスタート。全パート宅録で別撮りのため大変な部分もあったが、グループ8年間の信頼関係が築いた賜物だと思う」というこの曲は、自粛期間中に大きな話題をさらった楽曲『星野源 - うちで踊ろう』のLowland Jazzバージョン。こちらもアレンジは具理然だ。 

まったりとした雰囲気の楽曲である『うちで踊ろう』に、ファンク的ともいえる抜群のノリと明るさをプラス。うちでじっくり踊るような原曲に対して、こちらは“早く外に出て踊りたくうずうずしている“というような雰囲気に。そんなサウンドのワクワク感が、聴く者に元気を与えてくれる。



「コロナ禍の中、無くなったライブも徐々に戻りつつあります。Lowland Jazz、SHAMANZ共にライブバンドであるために細心の注意を払いながら、ライブ活動を行っていきたい。また、音楽活動ができない中でもグループをより多くの人に知ってもらうため、個人でストリーミング配信も始めました」と話す彼。 

ライブで聴く音は、迫力も深みもさらに増すということは間違いない。是非直接その音に触れに行ってみていただきたい。きっとこれまでジャズにあまり興味がなかったという人でも、その魅力に気が付くはずだ。




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