東京都出身のシンガーソングライター、西山晃世。

作詞作曲編曲、プログラミング、歌唱、演奏など全ての制作工程を自身で担当。シンガーソングライターとしてだけではなくトラックメーカーとしても活動を展開している。
また、それぞれ個々に活動しているシンガー・ソングライターたちによる、アコースティックセッションユニット『ぷらそにか』のメンバーとしても活動中。

音楽の原体験は、小学5年生の時に通販で買ったアコースティックギター。そして中学でエレキギター、高校でドラム、ベースなど様々な楽器を経験。トラックメーカーとしてのリズム感はこれらで培われた。音楽的には、独特なメタファーやサンプリングを取り入れたlofi,chillサウンド、ハイトーンな歌声が魅力。「基本的に全て実話をもとにしている」という楽曲の世界観も特徴的。




・西山晃世 - CUL! (Official Music Video)

 



2020年6月に公開されたこの楽曲は、「トラックメーカーとして転機になった曲」だという楽曲『CUL!』。
歌詞には≪UFOだって 呼べるような Good Day!≫≪になるように Good Bye!≫≪悲しみに CUL!≫≪いいことばかりじゃない それだってalright 大丈夫だよ≫とポジティブなワードが並んでおり、明るく爽やかなサウンド感と共に心を明るくしてくれる。彼の突き抜けるような高音も同様にそんな効果を持っており、聴いていると自然と暗い感情の先に光がさしてくるだろう。

この楽曲での彼の高音は、ファルセットではない素の歌声での高音なので、そこに温かみや強さも香る。ハイトーンなのに心地よいという、稀有な響きの歌声の持ち主であることが分かるはずだ。



・西山晃世 - moon(Official Music Video)

 



「意味を持った作品を作りたかった」という思いが込められている楽曲『moon』。
切なげで夜に染み入るようなトラックとメロディー。そして感情のたっぷりと乗った色気のある歌声。そんな情緒たっぷりなサウンド感で≪baby kiss me & over night≫≪but see you そして朝来ない≫≪baby ずっとこうしていたいよ≫≪feel like 永遠 齧っている≫と切ない世界観を歌う。途中入る歪みの強いギターソロも、その歪みが感情の爆発を表しているようで実にエモーショナルに響く。

誰かを想いながら過ごす切ない夜のお供として聴きたい1曲だ。



・西山晃世 - 虚ろなピーナッツ(Official Music Video) 




2020年8月に公開された楽曲『虚ろなピーナッツ』。
≪怒りっぽいドーナッツが偉そうに罵る≫≪気にしたりなんてしないで虚ろなピーナッツ≫≪通りすがりアーモンドが中指を立ててる≫と、言葉だけを見ると不思議な世界観の曲に見えるが、その実この楽曲は「現代社会における出来事を、比喩表現を使って言い表した」と話す1曲だ。

オルタナティブな雰囲気の心地良いサウンドの中で、現代社会でのマインドの在り方を表現してくれるこの楽曲は、現代に得も言われぬ居心地の悪さを感じながら生きている人たちの居場所になってくれるだろう。




今年は気持ち的に沈むことも多く、楽曲制作においては苦労をした年だったという彼。そんな中でも11月12日には1st mini album『wish & chips』をリリース。その注目度はますます増している。また、来年はコンスタントに楽曲を出していきたいと抱負も語ってくれた。

そんな彼が、ここから改めて注目しておくべき音楽家の一人であるということは確かだ。



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【リリース情報】
1st mini album
2020.11.12. (Thu.) release

「wish & chips」




5tracks ¥1500 (tax in)
M1. wish & chips
M2. rainy feat.masa
M3. chill dogs #3
M4. ソルティーポップコーン・シアターナイト

M5. 虚ろなピーナッツ