未来的な世界からストーリーを見せるバーチャルYouTuber、キトネ。


2万年後の未来世界で「新星」と呼ばれる星に住む機人(元人間のロボット)の彼女は、動画担当の「店長」と2人体制の個人勢Vtuberとして2020年8月から活動。新星で楽しく暮らすロボットたちの日常動画を2万年後から投稿してきた。


コンテンツはショートアニメ動画をメインに、ゲーム配信や雑談配信、ラジオ配信など幅広く展開。歌を歌うことが好きで、歌枠配信や歌ってみた動画、オリジナル曲など音楽系の発信も行っている。


驚くべきは投稿されているアニメーションのクオリティ。3Dモデルまで自ら制作しているそうで、圧倒的な臨場感と映像美に惹き込まれる。リアリティのある奥深い映像世界の中で、個性豊かなロボットたちとキトネがくり広げる日常風景は必見だ。


今回はそんなキトネの魅力を、彼女の音楽系コンテンツを通して見ていこう。




・【2周年記念】虹色の宝石【オリジナル曲】



これまでに複数のオリジナル曲を投稿しているキトネ。

その中のひとつ「虹色の宝石」は活動2周年記念で投稿された楽曲で、和風のテイストを取り入れようと意識して作ったナンバーだという。


自身初のオリジナル曲「きっとね」と対比した歌詞になっているのも特徴で、Vsingerとしての彼女の成長もメッセージとして表現されている。

新衣装が和風なので、楽曲と併せて「機械×和風」という世界観を表現するために、新たに専用でステージも作ったという。


音楽だけでなく映像にも注目しながら聴いてみよう。



・【歌ってみた】ヴィーナスとジーザス/やくしまるえつこ



やくしまるえつこの名曲「ヴィーナスとジーザス」の歌ってみた動画では、本家の雰囲気を巧みに再現しながらも自身の個性を見せる歌唱を披露している。


落ち着きのあるウィスパーボイスの魅力に聴き入ってほしい。

また、スペイシーな光景を描いたオリジナルのイラストと映像も注目ポイント。


原曲とキトネの世界観を融合させた映像作品として必見だ。


・【歌ってみた】暗く黒く/ずっと真夜中でいいのに。



ずっと真夜中でいいのに。「暗く黒く」の歌ってみた動画では、明るくポップな「虹色の宝石」や穏やかなウィスパーボイスが印象的な「ヴィーナスとジーザス」とはまた違った、エモーショナルな歌唱を見せてくれている。


胸を締めつけるような切ない音楽世界と、感情豊かなキトネの歌唱の融合が印象的なカバーに仕上がっている本作。

彼女の多彩な歌声の一面を垣間見てほしい。




「とにかく楽しいことをやってみたい」と活動への思いを語っているキトネ。何かを成し遂げたいというよりは、「楽しく活動を続けていくこと」を目指していきたいそうで、その活動を通して「リスナーの方にもたくさん恩返しをしていきたい」のだという。


音楽面では特に歌枠配信に力を入れて頑張っていきたいとのことで、オリジナル曲も引き続き作っていく予定だそうだ。また、キトネ以外のキャラにもそれぞれのテーマ曲を作れたら面白いなと思っているという。


ますます活動の幅を広げていくキトネに、今後も注目しよう。