宮城県は仙台市を拠点に活動しているロックバンド、底なしの青。

メンバーはVocal & Guitar『下田陽太』、Guitar『安齊太亮』、Drums『新井怜』、Bass『相原一平』という4名編成。
2018年10月に活動開始。無料配布シングル『青い太陽』をリリースし、翌11月には初ライブ自主企画『少年少女の夜会vol.1』を開催。
2019年1月、Dr.新井が加入し、2月に1st Single『最低な僕にしてみれば』をリリース。それに伴いツアーを敢行。ツアーファイナルでは無料ワンマンライブを開催した。そして11月、1stアルバム『四季折々』を自主企画イベントにてリリース。
この2020年7月にはBa.相原が加入。さらに少数限定ワンマンライブを仙台FLYING SONにて開催し、ソールドアウトを達成した。

12月12日には待望の2ndアルバム『rhythm』をリリース予定。




・底なしの青 - 世界、狭い (Official Music Video) 




「言葉遊び、言葉遣いやメロディーのキャッチーさをイメージした」という楽曲『世界、狭い』。
ライブでも人気の楽曲だというこの楽曲は、エモーショナルに響く豊潤な歪みを伴うギターサウンドに、ダンサブルなムードもあるベースとドラム、そして自身の言葉通りのキャッチーなメロディーが印象的。≪世界、狭い≫と韻を踏んで入ってくサビも、そのリズム感によって高揚感がもたらされている。

そんなサウンド感にはまさに、鋭利でありながらも沁みるバンドサウンドをキャッチーに鳴らすという、底なしの青というバンドの魅力が詰まっているといえるだろう。



・底なしの青 ‐ 最低な僕にしてみれば(Official Music Video) 




「バンド結成と共に制作した」という、2019年にリリースされた1stシングルの表題曲『最低な僕にしてみれば』。
≪「可哀想に」なんてよく思うんだ 薄暗い部屋の中 何者でもない≫≪最低な僕にしてみれば そんなものかな 大したことないかな≫と、主人公が、自分のことを俯瞰で見ている様子を表現している1曲となっている。

サウンドは例によって鋭利でオルタナティブなギターロックサウンドで、一言でいえばかっこいいサウンド。ギターソロの熱量も全開だ。そんな攻撃的なサウンド感は、描かれている世界観の中での感情の爆発を表現しているようで、面白い。



・底なしの青 - ホロウ (Official Music Video) 




「歌詞とメロディーはシンプルでキャッチーを意識し、バンドがイメージしているものを形にできた」と話す1曲『ホロウ』。
その言葉通り、キャッチーに伸びていくサビのメロディーの突き抜け感が印象的。詰め込みすぎない伸びやかなメロディーラインは、一聴して耳に残る。それは鋭利に響いてくるバンドサウンドとぶつかることもなく、ロックバンドとしてのカッコよさが損なわれることもない。「ライブでも好評の1曲」というのも納得できるメロディーラインだ。ギターソロもサビのメロディーラインを応用したもので、それがまたこの楽曲のメロディーの良さを証明している。

全体のサウンドの強弱のつけ方や疾走感も心地よく、王道にして至高の1曲だといえるだろう。




「今年はコロナの影響でオーディションの予定なども崩れて円滑に活動できなかったので、来年は東名阪をはじめとした県外へも、状況を見ながら活動していきたい」と話す彼ら。

12月にリリースされる2ndアルバム『rhythm』もあって、その注目度がどんどん高まっていく可能性は高いだろう。今後、しっかりとチェックしておきたいロックバンドの一つであることは間違いない。



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【リリース情報】
2020/11/23(月)
水中花火vol.4 ~Special Two Man Live~
@仙台FLYING SON
〈出演〉
底なしの青、知る権利
開場 18:00 / 開演 18:30
前売 /当日 2000円 (1ドリンク代別)

※入場制限、その他感染対策実施


2020/12/12(土)
少年少女の夜会vol.6 ~Release One Man Live~
@仙台MACANA
〈出演〉
底なしの青
開場 18:30 / 開演 19:00
前売 2500円 (1ドリンク代別)
高校生以下500円引き
※入場制限、その他感染対策実施