2020年秋に始動したばかりのセルフプロデュースガールズユニット、水花。

生きづらい個性を抱える者たちに呼びかけ「多面的個性の集結」というコンセプトの下に集結。そのコンセプトゆえ「メンバーそれぞれの個性を大切にし、グループの中の一人ではなく一人が集合したグループであることを大事とする」というのが一つの特徴。
メンバーはセルフプロデューサーでもある『サツキ』、力強くも耳なじみの良い歌声と素直なキャラクターが魅力の『七瀬翔夏』、ダンスリーダーを務める『長尾千尋』、特徴的な声質でセリフパートを多く担当する『凛子』という4名編成。

この2020年12月12日(土)には、青山『月見ル君想フ』にて早くもファーストワンマンライブを開催予定。同日、会場にてTatsh氏に全曲依頼した1stアルバム『概念』もリリースする。




・水花1st album『概念』全曲試聴動画



・サヴァイヴ(Track 2)


冒頭から激しく歪んだギターが突き抜けたり、攻撃的な電子音が入ってきたりと、パンチ力の強い1曲。雨のような音楽とはまた対極で、彼女たちの違った魅力を堪能できるだろう。

≪未完成な自分を受け入れたあの日≫≪生き抜く強さが欲しくて決意を叫んだ≫と、歌詞には生きづらい個性を抱えながら生き抜く彼女たちの強さが感じられる。それは「多面的個性の集結」というコンセプトを体現するもので、同じように生きづらさにつながる個性を抱えながら生きている人は、きっとこの楽曲に力をもらえるだろう。力強くパンチ力のあるサウンドもまた、ぐっと鼓舞してくれるはずだ。


・as it is(Track 4)

 

四つ打ちのビートで、ダンサブルな雰囲気が強い1曲。ダンスにもヴォーギングダンスのような動きが取り入れられており、ライブ映えも抜群だ。

特筆すべきはそんなダンサブルな楽曲であるにも関わらず、全編セリフ構成となっている点。二人の恋愛の葛藤を意識した世界観で、「認められない恋愛でもいいじゃない」と、自由な恋愛を歌っている。音楽的にも思想的にも自由が詰まったこの楽曲にもやはり、“あるべき姿に囚われない”、“自由な環境下での表現方法を追求していく”という彼女たちの魅力が強く押し出されているといえるだろう。



・水花『最果ての雨』MV




ライブでは1曲目に披露されることも多いというこの楽曲。ドラマチックな雰囲気のサウンドで描かれるAメロは、語りでその世界観をさらに際立たせる。そしてサビでぐっとメロディアスになり、一気に吸引。そんな独特のサウンド感はほかのグループではあまり例を見ず、「水花の中でも一推しの曲となっている」という1曲だ。

雨みたいな音楽をやっているというのも水花の一つの特徴。この楽曲にも水滴の音がはいっていたり、歌詞に≪水たまりは世界を逆さまにしてくれる≫という言葉が入っていたりと、やはり雨感は強い。そんな雨のムードもやはり彼女たちの唯一無二のものだといえるだろう。




「イベントごとにテーマ性を持たせて、ストーリーを持たせていきたい。ただ、世界観が濃すぎると距離が難しいから交流やアイドル的なものも取り入れていこうと考えている」という水花。「ゆくゆくはブランドとコラボレーションをしたり、空間をデザインしたりしたい」と、手広い活動も視野に入れている。

しっかりとした世界観があり、コンセプトも明確な彼女たち。そのオリジナリティは間違いなく大きな武器だろう。1stワンマンや1stアルバムでますますその注目度が高まるであろう彼女たちは、今注目しておくべき存在だ。



【読者へのメッセージ】

活動が始まりまだ間も無く、自主運営ということで右も左もわからない状態からのスタートですがファンの皆様や関係者の方々に支えられてついにCDリリースそしてワンマンライブの開催となりました。水花は見る人聴く人によって感じ方が変化するグループであり、私たちも周りの方々の応援を吸収して開花していきます。これからどうぞよろしくお願いいたします!



【HP】

http://sui-ka.jp


【Twitter】

https://twitter.com/suika_official?s=20


【イベント情報】
2020年12月12日(土)
「第一章・月花、咲ク処」
会場 青山月見ル君想フ
開場18:00 開演18:30

チケット¥3,500(別途ドリンク代¥600)


ご予約は此方から
https://tiget.net/events/102316