国内に留まらず世界を飛び回るアーティスト、Kimmy。
シンガー、モデル、デザイナー、占い師等その活動は多岐に渡る。
2013年より、都内・横浜のショーハウスにレギュラー出演。衣装や、演出も担当。また、同時期に、横浜観光船マリーンルージュにてゴスペルステージやショーに出演しながら、自身でもライブ活動を重ねる。
2016年、ショーハウス系の仕事を全て辞め、クラウドファンディングで資金を調達し、1人のアーティストとしての力を高める為、ブラックミュージックの本場NYはハーレムへ。ボーカルトレーニングを受ける。
現地ではオープンマイクに積極的に参加しながら、そこで出会った現地プロミュージシャンと楽曲制作、REC等を進める。また、ハーレム内の教会でゴスペルを学んだり、クリスマスシーズンには地元ケーブルテレビのクリスマスゴスペルライブに出演したり、『Webster Hall』、『SOB's』といったライブハウスで行われたライブにてシンガー『TiA』のコーラスサポートを務めたりと、積極的に活動。帰国後は、都内を中心に自身のライブや、バー、ショーハウス等でステージに立ってきた。
2019年10月、アポロシアターの『アマチュアナイトジャパン』東京予選ラウンド2『SHOW OFF』への出場者12組に選出。2020年2月には、配信アプリ『Karasta』公式アーティストに認定され、現在はYouTubeや配信等に力を入れて活動中。
・Almost is never enough /Ariana Grande & Nathan sykes (covered by KIMMY & Nozomu Fukuhara)
Ariana Grande feat. Nathan Sykesの楽曲『Almost is never enough』のカバーバージョン。
こちらは、キャンピングカーで日本を駆け巡りながらソウルフルな歌声を届けているという『福原望』とのデュエットとなっている。
Kimmyがハリと抜け感のある、まさしく“本場の香り”のする歌声で歌い上げたかと思えば、福原望は映像を見ないで聴けばまさか日本人とは思わないような深みのある歌声を聞かせる。そんな二人の相性は抜群で、ずっと聴いていたくなるような絶妙な交わりを魅せる。そのハリと深みで描かれる空気感の中に、いつまでも居たいと思わせてくれるカバーだ。
・KIMI TABI ✈︎ in Malaysia⑤クアラルンプール/ボタニカルガーデン散歩
こちらは、自身のYouTubeチャンネル内からの、マレーシアはクアラルンプール、ボタニカルガーデンの散歩映像だ。撮影・投稿されたのは2020年6月で、その時にはロックダウンも大きく緩和されていたそう。
もちろんクアラルンプールのリアルな風景も見応えはばっちりだが、そのタイミングでの国の雰囲気を感じることが出来る映像としても楽しめるだろう。
彼女自身の空気感がそうさせるのか、元々街が持っている空気感がそうなのかは分かりかねるが、全体的に実に穏やかなムードだというのもこの映像の特徴の一つ。チルしに行ってみたいと思わせてくれる。
・Listen/ Beyoncé Kimmy cover
Beyoncéが映画ドリーム・ガールズの中で歌う楽曲『Listen』のカバー動画。パワフルで伸びやか、どこまでも抜けていきそうな歌声が印象的な1曲で、まるで魂の解放かのような表現力もすさまじい。そんな楽曲だけに、カバーするにも同様の歌声の存在感や表現力が求められる。決して簡単な楽曲ではないだろう。
Kimmyはそんな難曲を、やはり本家に負けず劣らずのパワフルでソウルフルな歌声で歌い上げる。表現力も抜群で、心からの叫びのように歌詞が届いてくる。観客が騒然となっているのが、そのクオリティの高さを証明しているといえるグッドカバーだ。
この2020年の活動については「配信をやるようになった。最初は生音じゃないと伝わらないなどクオリティの部分を気にしていたが、実際にやってみると聞き手にとってはあまり関係なく、歌声を届けることが大事なんだということに気付けた」と語ってくれた彼女。
来年は「まずは今進行中の楽曲を形にしていきたい。またそれらでミニアルバムを作り、MVを世界各国で撮りたいと考えている。型にとらわれず全世界を活動の場にしていきたい」と、さらなる飛躍となる匂いがプンプンする。注目して追いかけていきたいアーティストの一人だ。
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