今もっとも注目したいヴィジュアル系メタルコアバンド、DEXCORE(デクスコア)。
メンバーは、架神-kagami- (Vocal)、梦斗-yumeto- (Guitar)、澄−to-ru− (Bass)、伶司-reizi- (Drums)という4名編成。
2016年10月28日に始動。デスコア・メタルコアを基盤に、身体の深いところを震わせる重低音を攻撃的に鳴らし、歌い響かせる彼らの”デクスサウンド”は評価が高く、今国内外を問わずじわじわとその名を知らしめつつある。
これまでに5枚のシングル盤、配信限定シングルをリリース、そしてこの2020年に1st Full Album『[METEMPSYCHOSIS.]』を発売した。
書き下ろしの新曲を計17曲収録した“-BLUE-盤”。そこにDisc2として既存曲の再録版を16曲追加した”-RED-盤“。-RED-盤のDisc2にさらに2曲の既存曲リテイクを追加した”-WHITE-盤“(-RED-盤のDisc1はなしで、会場限定盤)。-RED-盤の2枚に加えて64PageブックレットやShoulder Big Tote Bagもついてくる-EXTRA-盤。ニーズに応じた購入が出来るようにと計4タイプを発表した今作は、サウンドや熱量など、その全てで聴き手を圧倒する意欲作だ。
・DEXCORE 「Cibus (feat. Ryo Kinoshita from Crystal Lake)」 MV
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1st Full Album『METEMPSYCHOSIS』の-EXTRA-盤、-RED-盤、-BLUE-盤のDisc1に収録されている楽曲『Cibus』。
激しく重たい散弾銃のような重低音が、圧倒的な攻撃力で鳴らされている。高い疾走感を伴って鳴らされるそんな重たくて刺激的なサウンドは、まさに聞き手を圧倒。嫌なことや辛いこと、しんどいことやストレス、その全てを音の中に置き去りに出来るような1曲だ。
それでいてメロディーには泣けるような切なさがある。ハードなサウンドがその美しいメロディーをさらに引き立て、ますます没入度を高める。
できればヘッドホンで大音量にしながら聴いて、このサウンドの中にダイブしていっていただきたい。
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同じく1st Full Album『METEMPSYCHOSIS』の-EXTRA-盤、-RED-盤、-BLUE-盤のdisc1に収録されている楽曲『BREATH』。
重たくて攻撃的なサウンドが彼らの魅力の一つであることは間違いない。でも彼らの魅力はそれだけではないのだ。楽曲『Cibus』でも聴けたような、美しいメロディーもまた魅力的。この楽曲ではそんな彼らの美しい感覚がより研ぎ澄まされているといえるだろう。
冒頭のピアノの音や切なさの香るビート感、そしてセンチメンタルでありながらも耳なじみの良さが抜群でキャッチーなメロディー。そのどれもが美しくて、『Cibus』とはまた違った角度から音の中に没入させてくれる。
とはいえもちろんただ美しいまま終わるわけではなく、ハードでヘビーな重低音にも包まれる瞬間もある。そんなギャップのあるサウンドで、幅広い層に届くであろう1曲だ。
・kagami from DEXCORE「トルソー」
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こちらは現在YouTubeでのみ公開されているボーカル・架神 -kagami-のソロ楽曲『トルソー』だが、DEXCOREが持ち合わせている”美しい一面”を際立たせるボーカル架神の歌声を堪能いただきたい。
この楽曲は、その美しい一面の中でもバンドサウンドとは異なるシンプルさを濃縮させたようなサウンドで彩られている。歌声もサウンド同様に圧倒的に美しく、透明度が抜群。
≪何も見えないのに世界は暗くて 何も触れないのに世界は痛くて 何の味もしないのに世界はしょっぱくて 何も感じないのに呼吸が難しいよ≫と歌うダウナーな詞も美しく聞こえる。
ほの暗い誰かの心を、ぼんやりと柔らかく、そして美しい光でそっと照らしてくれる。トルソーという楽曲は、そんな楽曲だといえるだろう。
紹介した3曲3様、そのギャップに驚いた方も多いだろう。しかしアルバムを聴けばそのどれもに改めて納得するはずだ。これがDEXCOREだと。
そんなDEXCOREに2020年を振り返ってもらったところ、
「一番は今年は初となる念願のアルバムをリリースできた事。DEXCOREの今までと今、そしてこれからに繋がる大切な作品を形にできたので、たくさんの人に聴いてほしいです。ただライブ関連の動きが予定していたものから大きく変更しなければいけなかったので、状況的に仕方ないけど、やっぱり悔しいっていう気持ちはあります。当初コロナの影響が大きくなり始めた3月〜5月はアルバム制作期間として元々ライブを入れていなかったんですけど、それ以降決まっていたライブやツアーも中止になり…結果、アルバム制作に時間を費やせた形で。そういう意味ではタイミング良くというのはちょっと言葉が違うけど、良い部分もありました。7月に新ドラマー伶司が加入したんですが、7月〜12月の今の時点で配信含めてまだ3本しかお披露目出来てなくて、そういうのがストレスでもあるけど、みんな同じような状況だから今はやれる事をじっくり少しずつ様子を見ながらやるしかないと思ってます。ライブをやらない選択肢もあるんですけど、そんな中でライブがあるなら行きたい、声出せなくても爆音を感じたいって来てくれるファンには本当に感謝してますし、最高なライブを届けます。でも同時に無理もしてほしくないから、今はまだライブはやめておこうって思ってる人も、また気にせず楽しめる時期が来たら同じ様に最高のDEXCOREを届けるので、無理しないでサブスクとかYouTubeでヘビロテしてください。」と話してくれた。
来年5周年を迎える彼らだが、新体制となりアルバムをリリースし、新しい舞台への一歩を踏み出したばかり。
そしてその未来の舞台は国内だけに留まらず海外にも広がっているはずだ。
このコロナ禍を超えた後、きっと彼らの生の音に触れる機会ももっと多くなるだろう。是非その機会を逃さないように、活動を追いかけていっていただきたい。
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Subscription・Download等配信先一覧
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▼Vocal:架神 -kagami-
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▼Guitar:梦斗 -yumeto-
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▼Bass:澄 -to-ru-
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▼Drums:伶司 -reizi-
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【リリース情報&インストアイベント情報】
2020/09/30リリース
1st Full Album『[METEMPSYCHOSIS.]』
アルバム詳細情報はこちら https://dexcore.jp/metempsychosis/
2020/12/18(金)@タワーレコード渋谷店 5F(店内イベントスペース)
1st Full Album [METEMPSYCHOSIS.]発売記念サイン会
[START] 19:00~
[対象店舗&お問合せ先] タワーレコード渋谷店:03-3496-3661、タワーレコード新宿店:03-5360-7811
【ライブ情報】
●DEXCORE Oneman Live [METEMPSYCHOSIS.] -DEAD or ALIVE-
2020/12/19(土)&20(日)@Shibuya Cyclone
【Day1:DEAD】[OPEN / START] 18:00 / 18:30 (SOLD OUT)
【Day2:ALIVE】[OPEN / START] 17:30 / 18:00 (SOLD OUT)
[問] Cyclone:03-3463-0069
●fiveStars presents「CLOSE TO HAPPINESS 2020 limited.40min×4MAN」
2020/12/28(月) 名古屋ElectricLadyLand(配信あり)