アイドルを目指して活動中の新人Vtuber、今羽にこ(いまは にこ)。

2020年8月より活動を始めると、翌9月にはSHOWROOMにて開催された『雑誌「声優グランプリ」誌面特集オーディション』にて審査員特別賞を受賞。同紙12月号にインタビューが掲載された。さらに同じく9月には、Twitterでの公募の中から選ばれた20名のVtuberによる胸キュン台詞選手権にも参加。
現在では、オリジナル楽曲も制作。現役のアイドルが作詞を担当し、ボカロ音楽に精通している作曲家が作曲を担当。「初めてのレコーディングでドキドキしながら初々しさとか未完成な部分も良さとして出している」という1曲だ。MVも時間をかけながら制作中。

そんなオリジナル楽曲やMVの発表は勿論、アイドルと同じように夢見ているという声優方面での活動、さらに「挑戦したい」と話すダンスやライブ活動など、これからの展開にも期待が高まるVtuberだ。




・わたしのメロディー

 

アップテンポで爽やか、そしてアイドルあるいはアイドル声優然とした華やかなムードも兼ね備えた楽曲。愛らしく伸びやかな歌声とその楽曲のムードは抜群にマッチし、まるでアニメのオープニング楽曲のように聞こえてきて、頭の中に架空のアニメのオープニング映像が流れていく。アニソン好きからボカロ好き、そしてもちろん声優が歌う楽曲やアイドルソング好きまで、幅広く届きうる曲だといえるだろう。メロディーの耳なじみの良さも抜群なので、もちろん王道のJ-POP好きにも刺さるはずだ。

同曲の制作にあたって自身の中で意識したのは、歌詞の意味を理解して歌に乗せること。「まだデビューしてから3ヶ月だけどファンと過ごした日々とか、学校生活での友達のことなどを思い浮かべて歌いました」というその歌声も、目の前にイメージを浮かび上がらせるポイントだろう。

「マイクとの距離が大変だった」と話すなど、苦労もしながら生み出したこの楽曲は、その甲斐もあって「是非皆さんに聴いてほしい曲になった」。そんな渾身の1曲だ。




2020年12月9日には3Dお披露目配信を実施し、初のVRライブを開催。「わたしのメロディー」を含む合計4曲を生パフォーマンスして、約3000人の視聴者を熱狂の渦に巻き込んだ。アイドルと同様の夢である声優に関しても、声やお芝居のレッスンをしているというので、こちらもどう実を結んでいくのか楽しみだ。

来年1年間の活動については、「SHOWROOMを活かしながら活動し、リアルの場にも出ていきたいと思う」と話してくれた。少しずつ活動の幅を広げていくであろう彼女のこれからには、要注目だ。



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