「次一番泣けるバンド」というキャッチフレーズを持つギターロックバンド、irune。

2019年8月3日に、前進バンドから「より多くの方に届いてほしい、世代を選ばず聞いてほしい」という理由でiruneに改名。バンド名の由来は「そばに(いるね=irune)」「そばに(いる音=いるね=irune)」。そんなバンド名のもと、「いつだって音楽を通してそばにいる。」をテーマに自分たちの音楽を発信している。
メンバーは、Vo.『ヨシスエコージ』、Gt.『ジニー早﨑』、Dr.『熊澤伸義』というスリーピース編成。独自の個性をサウンドに昇華した正統派J Rockの楽曲と情感溢れる歌唱力が武器だ。

2020年12月23日には、初めてのベストアルバム『カフス』をリリース。これまでの軌跡を代表する作品を詰め込んだこのアルバムと共に、改めて注目度を高めている3人組。




・アルバム「カフス」オフィシャルトレーラー

  


これまでの活動の軌跡を中心に織りなされる初のベストアルバム『カフス』のトレーラー動画。
疾走感に溢れる『鐘を鳴らして』。想いがこぼれるムードに満ちた『彩夜』。立体的なバンドサウンドと歌声が印象的な『ダイビング(album mix)』。美しいメロディーに心が奪われる『エキストラ』。力強いバンドサウンドで持っていく『AI』。など、全15曲収録。

どの楽曲にも共通しているのは、感情がしっかりと乗っているという点。その感情と自身の感情や思い出が同期され、知らず知らずのうちにその世界観の虜になっていく。それぞれ質感の異なるサウンドもまた魅力的で、どこから好きになっても不思議ではないiruneというバンドの、とっかかりの多さを感じられるアルバムとなっている。



・irune「モールス」

  



ベストアルバム『カフス』にも収録されている楽曲『モールス』。
≪はじめようモールス手を繋いで 歩いて行こうよ泣かないで またね≫≪不器用でもいいさ届けるんだ 君のもとへ≫と、10代の不器用な感情を歌った1曲。タイトルのモールスはモールス信号を表している。ネットのような器用な想いの伝え方ではないモールス信号と、10代のその不器用な感情がリンクした世界観は、まさに青春的。

サウンドの疾走感や煌めくギターサウンド、そして情感溢れるメロディーラインと歌声もやはり青春の匂いで溢れている。そのまばゆい青春感に溺れたくなる1曲だ。



・irune「君を忘れないように」

  



ピアノに優しいトーンのギターといった、柔らかく淡いサウンド感で描かれる1曲。
そんなサウンドにぐっと切なさを帯びさせるメロディーラインで歌われているのは≪最後の会話をすませて、他人になっていった≫という、リアルな別れを描く世界観。未練を伴ったその別れの痛み、喪失感がダイレクトに伝わってくる歌声や歌詞によって、えもいわれぬ感情になる。きっとその感情をエモいと呼ぶのだろう。

本来であれば誰だって、悲しい思いはしたくない。でもこの楽曲からは、その辛さや痛みにいたるまでの愛しさに満ちた日々も伝わってくる。だからこの楽曲を聴き終えた後、恋なんてしたくないとはならずに、恋の素敵さが身に染みてくるのだ。




2020年は「僕たちは元々ライブだけをメインとしてはいなかったが、改めて自分達の活動に向き合う時間ができ、やっぱり“音楽が好き”と再認識できた。そんな年だった」という彼ら。 
来年2021年に関しては「メディア露出をどんどん増やしていきたいと思っている。僕たちがライブで行ったことのない町へ届くように、僕たちの音楽をより多くの人に届けていきたい」と、意気込みを明かしてくれた。

さらなる飛躍をしていくであろう彼らのこれからを、是非しっかりと追いかけていっていただきたい。



【Twitter】 

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【Instagram】

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【YouTube】

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【リリース情報】
2020年12月23日(水)

irune「カフス」

https://www.youtube.com/watch?v=g000dk4QCOk




これまでの軌跡を代表する楽曲達を1つのCDとしてパッケージした初ベスト盤。 
さらに、サブスクリプションサービス未発表の過去曲から、今回のために書き下ろした完全
新曲まで幅広く加えた全15曲を収録。