宮城県出身、ストリートから聴き手の心へメロディと言葉を届けるシンガーソングライター、小関峻。

2012年よりソロのシンガーソングライターとして活動を開始した彼は、東京都内を中心に精力的にライブ活動を展開。

路上を中心に幅広い場でその音楽を鳴らしてきた。


年150回以上のストリートライブに生き、その総ライブ数は2019年に1000回を達成。

ライブハウスシーンでもこれまでに渋谷duo MUSIC EXCHANGEで二度のワンマンライブを成功させるなど、支持を広げてきた。

また、ライブ活動と並行して作品制作も積極的に行い、多数のアルバム、シングルを発表。


2021年4月には最新作となる5thシングル「三々五々の愛」をリリースしている。

コロナ禍で以前のような活動が難しくなった現在も、配信を中心にリスナーに歌を届けつつ、

自身のYouTubeチャンネルでハイペースに新曲を公開。活動の足を止めることなく歩み続けてきた。


「通り過ぎる人々の足音をリズムに、ビルや街を過ぎる風をハーモニーに、路上で出会った優しい言葉を歌詞に」

と表現されるその音楽世界は、着実に多くの人に届きつつある。




・小関 峻/さよならずっと/MV



最新シングル「三々五々の愛」の収録曲で、爽やかなサウンドと

情景の浮かぶ歌詞のストーリーが印象的なポップナンバー「さよならずっと」。


ノスタルジックな詞世界は青春の風を吹かせていて、誰もが記憶の中に抱える思い出の景色を見せてくれる。

2020年代の新しい邦楽シーンの空気感と、懐かしい不変のJ-POPの色味が両立した名曲だ。

シングルは乃木坂46やChayの楽曲も手がけるアレンジャーのHuge M氏を迎えて制作され、

印象的なアートワークはヤンマガwebにて連載中の漫画家・御池慧氏が担当。


ここまでの小関峻の活動の集大成にふさわしい、豪華な一作として注目しよう。



・小関 峻/全ては今僕の中に



2021年に入ってからはインターネット上での活動にますます力を注ぎ、毎週新曲をアップしている小関峻。

そんな楽曲のひとつで、5月に公開された「全ては今僕の中に」は、研ぎ澄まされたシンプルな

アコースティックサウンドに乗せて繊細なメロディとストーリーを歌うミディアムナンバーだ。


スッと耳に届くキャッチーなメロディとは裏腹に、その歌詞は聴き手が解釈を掘り下げられるような

深みのあるものになっていて、優しげな一面がある一方で、現実の難しさをシニカルに表現する部分もある。

酸いも甘いも、人生の全ての味を噛みしめて内包するような音楽世界が見どころだ。


・小関 峻/喪失のメロディ



新曲シリーズのひとつとして3月に公開された「喪失のメロディ」は、

パーカッシブなアコースティックギターのアンサンブルと歌唱のハーモニーの妙が光るナンバー。


どこかクールなAメロから透明感のあるサビへの緩急など、多彩な表現テクニックも光るキラーチューンに仕上がっている。
歌詞はもの悲しげな物語を描いていて、軽快なサウンドとの組み合わせが、悲愴的になり過ぎない儚さや情緒を感じさせてくれる。
攻めの表現を見せながらも、シンガーソングライターとしての確固たる個性や世界観を発揮した一曲として必聴だ。



世の中から「あなたはシンガーソングライターだよね」と当たり前に言われることこそが、

シンガーソングライターのゴールだと考えているという小関峻。

そうした確かな認知を得る日を目指して、現在進行形で活発な活動を続けている。

ライブも配信も楽曲発表も、さまざまなかたちで表現を展開しながらその音楽世界を発信していく彼に、今後も要注目だ。


【リリース情報】


2021.4.1
5thシングル「三々五々の愛」
収録曲
1三々五々の愛
2さよならずっと

活動9周年を迎えるシンガーソングライター小関 峻の最新シングル。

表題曲の「三々五々の愛」は一度聴いたら頭から離れない強烈なサビのリフレインと

文学的な歌詞の世界観がミックスされ、とても中毒性が高い楽曲に仕上がっている。


甘酸っぱい青春の香りがする「さよならずっと」はキャッチーなメロディに伸びやかなボーカル、

カントリー風のサウンド、切なくもどこかあたたかい世界に引き込まれ、記憶の扉が自然と開かれてしまう楽曲だ。


アレンジは乃木坂46やChayの楽曲も手掛けるアレンジャーHuge M。
アートワークはヤングマガwebにて連載中の漫画家、御池慧がデザイン。
9年間の活動の集大成とも言える豪華な作品が生まれた。



【イベント情報】


12/12(日)アコースティックハウスおとなり

小関峻 弾き語り
リクエストワンマン2021 #2

OPEN/START 18:00/18:30
¥3000(+1D)