2021年5月に東京を拠点に結成したバンド、徒然書簡。

当初から「ライブをしながら制作をする」という両軸をしっかりやることを意識していて、男女混成の面々で魅せるライブパフォーマンスと、オリジナリティとキャッチーなセンスが両立する楽曲群の両方に魅力がある。

また、コンポーザーがライブパフォーマンスを行う5人のメンバーと別軸で動いているというのも大きな特徴であり、バンドとして面白い部分。


毎年作品のリリースを行っており、2025年12月にも3枚目のフルアルバム『詩歌』をリリースするなど、もともと意識していた「ライブと制作の両立」は現在も質の良い形で体現中。

現状ライブは月2回ほどのペースで行っている。



・徒然書簡 - アバランチ (Music Video)



12月リリースの3枚目のフルアルバム『詩歌』に収録されている楽曲『アバランチ』。
予想を超えていくような独特な楽曲展開と圧倒的にポップでキャッチーなメロディーセンスが光る、徒然書簡というバンドの魅力が存分に感じられる1曲だ。

誰もが思わず歌いたくなるような大衆性がありながら、音楽的な質の高さも感じられるから、老若男女問わずどんな人でも刺さるポイントが見つかるはず。
たとえば研ぎ澄まれたバンドサウンドに惹きつけられる人もいるだろうし、透明感や儚さを持ちながらも突き抜けたクールさがあるボーカルにハマる人もいるだろう。

全体的にも細部においても、音を楽しめる楽曲であることは間違いない。


・徒然書簡 - 予定調和不協和音 (Music Video)



同じく3rdアルバム『詩歌』に収録されている楽曲『予定調和不協和音』。

同曲も先の『アバランチ』同様に、予想通りに進まない楽曲展開の面白さやメロディーセンスの良さが炸裂する。
それでいて同曲は、より壮大な質感のサウンドになっているのが印象的だ。

そのスケールの大きなサウンドは、徒然書簡というバンドの新しい可能性を魅せてくれる。
聴けば聴くほどに、ワクワクしてしまうサウンドの1曲だ。

人と人との不協和音、歯車のズレのようなものを感じさせる歌詞もまた魅力的。



「最近は都内のライブハウスでも人伝いでお客さんを集められるように、知っていただけるようになった。今年は様々なステージを経験することができたので、この先はステップを上げて活動することができれば。また、自分の影響を受けてきた音楽にアングラな部分があると思っているので、今後はもっとそれをサウンド面で落とし込めるようにしていきたい気持ちがある。バンドとして動いていく上で、大きな箱を目指す上でも、自分たちの目指す形を体現していきたいという気持ちが強い」。

この先の活動について話を聞いてみると、徒然書簡の面々はそんな風に話してくれた。
確かなオリジナリティとクオリティを持つこのバンドは、この先間違いなくさらに大きなステージに立っていくことだろう。

そしてさらにその音楽性も研ぎ澄まされていくはず。
注目しておいて、まず損はしない。


【リリース情報】



2025/12/08より
3rd full album『詩歌』
配信スタート

配信リンク
https://linkco.re/EysyZFHS