メタル系シンガーソングライター、Kei。

メタルの世界をこよなく愛す秋田美人。幼少のころから音楽に触れて育ち、YouTube、SNSでは『Keisandeath』として活躍している。

３歳の時にピアノを始め、11歳の時にX JAPANのHIDEに憧れてギターを始める。13歳でバンドをはじめたことをきっかけに作曲をしてみたところ、

意外と出来てしまったので以降、作曲をはじめた。作曲は、ギターは自身で弾き、他を打ち込みで行うというスタイルで行っている。

さらに10月には初めてのベストアルバム『空 -Kuu-』と『色 -Shiki-』を同時リリース。２枚にはそれぞれ系統の違う楽曲が収録されており、新曲も１曲ずつ収録。また、『2CD+ブックレット』というタイプもリリースされ、ブックレットは写真やコメントが入ったファン垂涎の１品となっている。

重たくもどこか情緒を感じるギターリフがずんずんと空間を切り開く１曲で、疾走感も心地よい。そこに伸びやかで美しくありながら、

重たいサウンドとも相性抜群のその歌声による清涼感が加わり、何とも独特の感覚を覚える。

重たくてかっこいいのに爽やかで心地よいというその感覚は、きっと癖になるはずだ。

≪見下してきた奴らサヨナラ≫≪選んだ道ならもう迷わない≫≪共に行こうか 1人じゃない≫

と歌う力強い歌詞もこの楽曲の魅力。その言葉にパワーをもらえる。

和の匂いと重たいバンドサウンド、そしてダンサブルな要素を絡み合わせたサウンド感が面白い１曲だ。

秋田のお祭りで学んだという篠笛が冒頭から存在感を発揮して、圧倒的な和の匂いを放つ。

例によってサウンドは重たいが、ドラムや冒頭のリフは極めてダンサブル。それはまるで、

日本の祭りの新しい形を思わせるようなサウンド感だといえるだろう。

メロディーにもどこか和の匂いがするパートがあり、和物好きからダンスロック好き、

そしてもちろんメタル好きまで幅広く刺激する１曲となっている。

先の楽曲『Ayame』も和の匂いがする楽曲だったが、この楽曲もまた和の匂いを強く放つ楽曲となっている。

しかしその和の趣が少し異なっているのが面白い。この楽曲では、より妖艶な和のムードを、怪しく重たく光るバンドサウンドで描き出す。

時にデスボイスを交えるなど、サウンドの迫力は満載。その迫力や怪しさは、まさに武士が活躍したい時代を思わせるものだ。

MVでは刀を用いたダンスも披露。それはMVだけではなくライブでも行われるので、是非ライブでも見ていただきたい。

2021年3月にはライブの予定もあるので、今のうちにグッズを手に入れて、アルバムを聴き込んでおくのもおすすめだ。

もちろんそのライブやグッズだけではなく、独自のメタルサウンドで独自の道を進んでいく彼女のこれからにも要注目。

http://keisandeath.com/

【YouTube】

【Twitter】

https://twitter.com/keisandeath?s=20

【ライブ情報】

Keisandeath ワンマンライブ

Keisandeath STAY METAL ,STAY HOME Gig at 

2021/3/14(日)

Open:18:00

Start:18:30〜

Ticket

会場:5,000円（D別）

Twitcasing:2,500円