バーチャルシンガー、奏みみ。
2018年12月、猫の姿にて活動を開始。歌って踊れるぽっちゃり猫として人気を博す。
2020年10月からは指パッチンで人型の姿に変身できるようになり、
人型の姿をメインとしながら、二つの姿で活動できるようになった。
ただし、お腹がすいたら猫の姿に戻ってしまうというお茶目な一面も。
ハリと深みのある歌声も一つの魅力だが、活動における大きな武器は、
自身で作詞作曲が出来るという点。元々は「みみはこう思うよ。だから大丈夫だよ。」ということを、
人の言葉ではなく本人の言葉で伝えたいという思いから作詞作曲を始めた。
作曲の方法は曲によって様々。鼻歌からメロディーラインを描くものもあれば、
作詞を先に行いそこにメロディーを当てはめていくという方法もある。
そんな曲の作り方も意識しながら、自身作詞作曲の楽曲を生み出している。
・「君色」
「自分が作る楽曲は、理想と現実の間でもがいている人に届けたいという思いが強い」と話す彼女。
自身が作詞作曲を担当したこの楽曲『君色』は、そんな彼女の想いが特に前面に出ている楽曲だ。
『君色』というタイトルや歌詞には
「ありのままのあなたでいいんだよ」というメッセージが込められている。
それを染み渡るように繊細で丁寧なピアノと、優しく、
しかしどこか心強さを覚える歌声で届けてくれるので、
じんわりと心が支えられている感覚を味わうことが出来る。
自分らしく歩くことが素敵だということに改めて気づかされる楽曲だ。
ストリーミングリンク:https://nex-tone.link/YourColor
・「ごろごろ - GROW GROW」
「みみちゃんそのものを楽曲にしよう」というコンセプトで制作した1曲。
「奏みみは猫で、家でゴロゴロしている」ということが、
ジャジーでチリーでくつろいだムードのトラックや、
≪遅寝遅起き常習犯 ぐーたらprincess≫
≪もこもこブランケット巻き巻き≫≪今日はなんもしないでごろごろしようよ≫
という歌詞から明確にイメージできる曲になっている。
歌声もそんな柔らかいムードに合わせ、優しく温かみのある歌声。
もちろん持ち前の深みやハリ・艶は失われておらず、それはそのままにしながら、
質感だけ柔らかくして発信している。
そんな表現力の高さにも惹きつけられる1曲。
聴いていると思わず一緒にゴロゴロしたくなること間違いなしだ。
ストリーミングリンク:https://nex-tone.link/GROWGROW
まず直近の目標は1stアルバムを出すこと。「もしかしたら配信のみになるかもしれない」とのことだが、
それでもその作品が楽しみなものであることには変わりはない。
そんな風にアーティストとして歩みを進めることができたらその次には
「それをもってライブをやってみたい。
オンラインライブで特別感のあるオンラインライブをしたい」と思っている。
「生バンドのライブに挑戦してみたい」という思いも明かしてくれたので、ライブへの期待も高まる一方だ。
楽曲を作り、ライブをする。それを繰り返してどんどん大きな存在になり、面白い見せ方・演出などをしながら、
武道館でライブをする。いつか来るそんな日に向かって進んでいく彼女のこれからには、要注目だ。
【YouTube】
https://www.youtube.com/c/KANADEMiMich