2021年5月、Halo at 四畳半の白井將人をプロデューサーに迎え結成された4人組アイドルグループ、may in film。

メンバーは、冬野ななせ、伊波すい、小槙しゅか、成瀬まいという4名編成。
同年7月に開催されたデビューライブ"prologue"のチケットは即日完売するなど、早くから高い注目を集めた。
11月5日には渋谷DIVEにて初のワンマンライブ"from here"の開催も決定!

今回は、そんな彼女たちのプロデュースを務める白井將人にインタビューを行った。




・may in film / スターゲイザー(Music Video)



Halo at 四畳半のVo./Gt.渡井翔汰が作詞作曲を行った楽曲『スターゲイザー』。

デビュー曲であり、はじまりを予感させるような印象を受ける。まずはそんな同曲について、話を聞いた。

「元々グループのコンセプトとして、“命を唄うアイドル”を掲げています。生きている、今その時の感情を歌う。

そんな彼女たちのデビュー曲として、この楽曲では、悲しみをベースにしながらも、強くなれると歌っています」


それは≪星空に煌めいた光に私はなれるかな 少し怖いけど あなたを照らしてみせる≫とうたう歌詞や、

力強く煌びやかなコーラス、リアルな感情が込められた歌声からひしひしと伝わってくる。

きっと、多くの人が前向きな感情に行き着くことが出来るだろう。


「MVは、スターゲイザーというタイトルどおり星をテーマにしています。それは本当の星ではなく、自分たちの手によって作った星。

そこには、最初から星のように輝いていなくても、自分たちの力で輝きを作ることができるというメッセージが込められています」


音楽と映像の両方から、パワーをもらえる作品だ。



・may in film / 前髪(Music Video)



魔法少女になり隊のVo.火寺バジルが作詞、作曲を同じく魔法少女になり隊のGt.ウイ・ビトンが担当した楽曲『前髪』。


≪キラキラ夢見ては溜息 大嫌いな癖が邪魔する≫≪前髪切ったら自信が持てるのかな?≫と、

女性だから書ける、女性らしさを感じられる歌詞が印象的な1曲だ。

サウンドには、ダンサブルでありながら、バンドサウンドを生かした推進力もある。

それは、「かっこよさもかわいさも両方楽しめるよう、幅広い楽曲をやりたい」というその言葉を、1曲の中で叶えるかのよう。


また、沈む心と共鳴しながら、そこから光の方へと持ち上げてくれる雰囲気があるというのも同曲の特徴だろう。

それは、「全曲通して、楽曲の世界観のベースは悲しみやネガティブな感情。

それでも前に進んでいかなきゃいけない、少しずつ強くなれる、という思いを描いています」

という彼女たちの特徴ともいえる世界観が、色濃く反映されているものだといえるだろう。


「MVサビの振り付けを覚えてくれたら嬉しい。今表に出ているmay in filmのイメージは“かっこいい”が強いと思うが、

ライブに来ていただけると可愛い一面など、もっと違った一面を見てもらえると思う。ぜひ参加してほしいです」

とも話してくれたので、是非振り付けを覚えてライブで一緒に楽しんでいただきたい。


・may in film / ADVANCE(Live Music Video)



SAKANAMONのVo./Gt.藤森元生が作詞作曲を担当した楽曲『ADVANCE』。


「自分自身とても好きな藤森さんに、SAKANAMONサウンドで、SAKANAMON節全開で

歌詞も曲も制作をお願いしました。攻撃的なサウンドの楽曲になっています」という1曲で、

高い疾走感と骨太でありながら軽やかさも感じるバンドサウンドとそのメロディーラインだけでも心を震わされる。


そこに≪分からないんだよ世の中 何をしても上手くいかない≫

≪やりきれない やりきれない やりきれない それでもやって 立ち向かえ未曾有の世界≫と、

必死に生きる姿を描くから、どうしたって昂る。

心が折れそうになりながらも、それでも、逃げ出したくない、諦めたくないと思っているすべての人を支えてくれるだろう。


「MVは、ライブMV。映像からmay in filmのパフォーマンスやライブ感を感じていただきたい。

この曲は特に笑顔でパフォーマンスをして欲しいと話していて、楽しいライブ映像になっています」

との言葉通り、パワフルな楽曲を笑顔で歌う彼女たちの姿にもぐっとくるので、MVも必見だ。




デビューして約4ヶ月の9月20日には新衣装をお披露目し、「ここから活動がひとつ上のステージへ」進んだというmay in film。

「現在は強い女性・かっこいいというイメージのmay in filmだけど、

活動していく中で可愛さもどんどん出していき、様々な魅力を楽しんでもらえるようなアイドルを目指していきます。

11月の1stワンマンライブは“may in film 第一章のはじまり”の日になります。

入場無料のチケットもご用意しているので、まずはライブを見ていただきたいです」。


そう話す白井プロデューサーには、自身の活動していたバンドでは実現できなかった、

千葉・幕張メッセでのライブをmay in filmで行いたいという個人的な夢もあるそう。


洗練されながらもバンドサウンド然とした人間味があるその音、そしてもがき、あがっていくような歌詞の世界観は、

きっと多くの人に深く刺さるはず。実際にそんな日が訪れても何も不思議なことはない。


現在は新曲を絶賛制作中とのことなので、是非Twitterなどをフォローして、続報をチェックしていっていただきたい。


【リリース情報】



2021年9月21日デジタルリリース
『Stargazer e.p』



【ライブ情報】


2021年11月5日(金)渋谷DIVE
『may in film 1st ONEMANLIVE "from here”』
open/start 17:30/18:00

チケット購入:http://tiget.net/events/143957

Sチケ¥10,000(最前2列/特典付)

Aチケ¥2,500(優先入場)

Bチケ:入場無料‼︎