バーチャルシンガー、拠鳥きまゆ（ヨルドキマユ）。

2020年10月10日、オリジナル楽曲『Penguin Nova』を引っ提げてデビュー。

その後、WEB配信イベント『#ぶいっと』にてイベント初出演を果たし、

12月4日には秋葉原エンタスで開催された『エンタス忘年会』でリアルイベントデビュー。

また、『#ぶいっと』の主催である夏灯氏が実施した『#ぶいっとコンピ』のクラウドファンディングにも

ストレッチゴール枠で参加が決定し、朝比奈こん・胡桃もよとのタッグで参加。

その歌声は、突き抜ける前進力とパワフルな声量が魅力的。

そんな歌声で多くの人の背中を押してくれる、ロックディーヴァだ。

「挫折しそうな人、諦めてしまいそうな人の背中を押すことが出来るような楽曲を目指した」

と話すこの楽曲は、その言葉通り、疾走感のあるパワフルなロックサウンドと、

真っ直ぐに飛び込んでくる力強い歌声、そして

≪躓いて見上げた空は遠いけれど 小さな羽伸ばし何度でも目指そう≫

と掻き立てる歌詞が印象的な１曲だ。

歌と音と言葉の三位一体で飛んでくるパワーは、間違いなく背中を押してくれる。

心が折れてしまった時、何かを諦めたくなってしまった時、

是非この楽曲からエネルギーをチャージしていただきたい。

さすればきっとまた足を一歩踏み出すことが出来るようになるだろう。

ダンサブルで弾けるような力強さがあるバンドサウンドに、

心の奥底から叫ぶような強い感情が込められた歌声。

それが心に突き刺さる１曲『Alternative / PENGUIN RESEARCH』。

自身でも「だいだいだいだいだいすき」だと語る同バンド・同楽曲の、カバー動画だ。

パワフルな歌声が魅力だといえる彼女だが、特にこの楽曲においては、

がなり方などにさらに迫力が感じられる。

それがはじけるバンドサウンドによってさらに加速させられ、

まるで心のもやもやを切り裂いてくれるような感覚で聴くことが出来る。

昨今、様々なもやもやを抱えながら生きている人も多いだろう。

そんなもやもやに心が疲れた時、是非このカバーに触れてみてほしい。

そのタイトルやMVの雰囲気からも伝わるように、この楽曲は先の２曲とは少し趣の異なる、

ポップな雰囲気の楽曲。原曲の歌声も極めてキュートなムードで、愛らしい。

ロックでパワフルな歌声が印象的な拠鳥きまゆだが、

この動画においてはその楽曲のムードに呼応するように、

極めて愛らしい雰囲気の歌声を聴かせる。

ぐっと丸みを帯びたその歌声は癒し効果抜群だ。それでいて少しトーンが低くなると

ロックな表情が一瞬顔をのぞかせるというのも面白い。

彼女の様々な魅力に気が付く１曲だ。

これからの活動について尋ねてみると

「ライブハウスで生のバンドとコラボレーションした、バーチャル✕リアルのライブがしたいです。

また、4月から12月までの期間、連続でオリジナル曲をリリースする予定も立っているので

全力でこの2021年を駆け抜けていきます。そして、 いつか憧れのPENGUIN RESEARCHさんと一緒に

ライブをしたり、楽曲提供していただけたりするほどに大きな存在になっていきたいです」と話してくれた。

その歌声に宿る力からは、そんな目標への道を切り開いていく姿が容易にイメージできる。

今後さらに飛躍していくであろう、注目のバーチャルシンガーであることは確かだ。

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