2019年6月に活動開始したVtuber、こぐまろ。
生配信はそこまで多くはなく、活動の中心は動画。
企画動画を作ったり、ゲームをしたり、歌ってみたりと、幅広く発信中。
現在は特に歌に力を入れているが、歌だけではなく、
イラストや服も含めて動画を全て自身で手掛けるというのが一つの特徴だ。
元々ニコニコ動画が好きで、歌ってみたもよく見ていた。
そこで好きだったのは、エンコード以外自分で行っている歌い手。
ミックスは自身ではできないが、それ以外の部分では、
その時自分が好きだった歌い手のような存在になりたいと考えている。
「自由に生きる・表現できる場所がVtuber」という考えのもと、これからも発信を続けていく。
・【自己紹介】30秒で分かる!叩き上げ系完全個人Vtuber!【こぐまろ】
そのタイトル通り、30秒の自己紹介動画。
低めの質感の声質で、
「くまさんになりたい女の子」
「完全個人Vtuberだから、歌のミックス以外全て自身で行う」
「歌ってみた・ASMR・単発動画・シチュエーションボイスなどの動画を中心に展開」
「何事も包み隠さない性格」
ということをテンポよくどんどん紹介してくれる。
諸情報だけではなく、柔らかい話し方からその人間的な魅力も伝わってくる自己紹介動画だ。
・ルーム No.4 / こぐまろ【歌ってみた】
超学生の楽曲『ルーム No.4』の歌ってみた動画だ。
バ美肉系(ざっくり言うと、中身が男性のバーチャル美少女)と勘違いされるくらい、
声が低くてかっこいい彼女。
この楽曲でも持ち前の声質を活かした深みのあるボーカルを聴かせる。
原曲を歌う超学生自体、男性の中でもふくよかな低音を聴かせる、渋みのあるボーカルスタイル。
ゆえに彼女の歌声とこの楽曲は相性抜群だ。
「低音から高音に行くところが難しかった」というラップパートも、苦もなさそうに聞こえてくる。
「2日目になると低音が出てこなくなってしまうから1日で録った」というのも一つのポイント。
もちろんこの歌ってみたにおいても、動画は自身で作成。
「本家の動画に出来るだけ近づけるように、赤白の点が交互になるところやライトの雰囲気、
文字が揺れる感じなどを頑張って再現した」という映像も見応えばっちりで見逃せない。
・スカシユリ / こぐまろ【歌ってみた】
「自分が好きだから歌った」という楽曲『スカシユリ』の歌ってみた動画。
「この楽曲からMVを真似て動画を作ってみるようになった」とのこと。
原曲の雰囲気を踏襲していることは最初の1カットから伝わってくる。
「歌詞の文字が大きく出るところで歌う側の心情を表している。それも作っていてものすごく楽しかった。
大変っちゃ大変だったけど、楽しかった」と話すように、
考えながら、楽しみながら制作しているというのも彼女の一つの魅力だろう。
またこの楽曲は彼女が“初めて低音を披露した曲”でもある。
「低音を披露することでファンのリアクションがどんな感じなのかドキドキしたが、受け入れてくれる人がいて、
低音にもっとチャレンジすることができた」と、ある種のきっかけにもなっている。
実際、鋭利なボーカルを聴かせる原曲に対して、彼女の歌声はより下から飛んでくる。
それが楽曲のインダストリアルなムードに厚みを加え、かっこよく響くのだ。
今後の目標を尋ねてみると「オリジナル楽曲を出したいが、キャラものの作品にはしたくない。
こぐまろの要素があまり入っておらず、自身の人生が分かるような歌がいい」と、その考えを明かしてくれた。
またシンプルに「チャンネル登録者数1万人を目指したい」
「企業案件を頂きたい。そのためにも知名度を上げていきたい」という思いもある。
3月からはリアルのガチャポンにもなるとのことなので、そちらにも要注目だ。
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