2020年5月、Vtuber Production『LUMILIA』にてバーチャルキャバ嬢“胡蝶ナナ”としてデビュー。
同年11月には登録者5,000人を突破。同年12月末にLUMILIA解散。
2021年からはバーチャルクリエイターとして活動を継続中。
個人勢VtuberとしてYouTube上に動画を発信するだけではなく、イラストの仕事なども請け負っている。
ハスキーな声質も一つの特徴で、音楽においてもそれは活かされる。
強さの中に切なさが香るようなその歌声は必聴。
そんな歌声やさばさばした雰囲気のトークで着実にファンを増やしているVtuberだ。
・【歌】夜のオンナだし『吉原ラメント』歌ってみた【Vtuber】
そのタイトル通り、在りし日の吉原のムードを体現したようなサウンド感と、
吉原で過ごす主人公の想いを綴る切ない歌詞が印象的な楽曲『吉原ラメント』の歌ってみた動画。
世界観に引き込まれるこの楽曲を歌うには、切なさや哀愁、そしてそのムードならではの色気も必要とされる。
しかし彼女のハスキーな歌声と色気を伴う発声は、その世界観と完璧にマッチ。
かっこいいサウンド感と歌声でノリ良く聴けるのに、聴き終わって残るのは得も言われぬ切なさなのだ。
それが、彼女の歌声・表現と楽曲の世界観がマッチしていることの何よりの証拠だろう。
・【歌ってみた】古ボカロ厨キャバ嬢Vが『ストロボラスト』歌ってみた【Vtuber】
2011年に発表された楽曲『ストロボラスト』の歌ってみた動画。
ストロボラストは、インダストリアルな雰囲気もある
ギチギチとしたサウンド感が特徴的な、いわゆるミクトロニカ楽曲。
初音ミクの歌声の持つ儚い雰囲気と、強いサウンド感なのに余白も多い
その音の雰囲気が絶妙な親和性を感じさせる1曲だ。
彼女はそんな同曲に対して、初音ミクさながらの透明で儚い歌声を聴かせる。
もちろん持ち前のハスキーさは感じられるものの、より息の成分が多めで、
空に消えていくような儚さがあるのだ。
カッコイイ歌声とはまた少し異なるその歌声の魅力の広さに、
『吉原ラメント』での歌声とのギャップに、きっと驚かされるだろう。
・【イラストメイキング】赤猫レイス
こちらは、彼女がイラストを制作していく様子を収録した、イラストメイキング動画。
模様やパーツなども含めた細かい作業を繰り返しながら、あっという間に、
そのイラストの一つの特徴ともいえるポップな作品が完成。
これは、これから自身でイラストを制作してみたいと考えている人には参考になるだろうし、
何より彼女にイラストを依頼したいと思っている人にはクオリティの担保になる。
バーチャルクリエイターとしての、ある種の自己紹介的な動画ともいえるだろう。
2021年の目標は、「クリエイターとしてイラスト集を出すこと」。
ただ上手なだけではなく、オリジナティもある作品を制作できる彼女であれば、
実際にイラスト集を出すに至っても、そしてそれを欲する人がいても何も不思議なことはない。
そんな幅の広い活動も含めて、注目しておきたい存在だ。
胡蝶ナナが描く作品↓
【Twitter】
https://twitter.com/nana_kocho_v
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