Vtuber、三田そにあ。

“声という魔法で世界のみんなを癒したい”という思いで、2019年3月にYouTubeチャンネルを開設。

以降歌ってみたや雑談、ゲーム配信などを発信している。

普段の話し声も透明感の高い質感だが、歌声となるとさらにその透明度が増す。

その曇りのない歌声は、まるで心の歪みを整えてくれるよう。


2020年には活動1周年でキャラデザがVer2.0へとがらっとチェンジ。

2周年を迎えるこれからは、1カ月に1本を目標に歌ってみたを頑張ろうと考え中。

また、『白石ひなた』、『三田そにあ』、『縁うか』、『都三代らみょん』の四名によるユニット

“ひそうら”での活動も頑張っていきたいという思いもある。




・【初】Traveler~キミトミタイミライ~【オリジナルソング】



2020年3月に発表した初めてのオリジナルソング『Traveler~キミトミタイミライ~』。

生まれた時から音楽に関わる環境で過ごしてきて、音楽がないことが想像できないという彼女。

好むのはバンドサウンドよりもストリングスだ。


この楽曲は、「壮大で感情的で、という感じが好き」という彼女の好みとの親和性が感じられる、

広がりと心に触れる情緒を持った1曲だ。

作家はボーカル付きの楽曲を作ったことがなかったというが、メロディーラインの美しさも格別。

そして何より楽曲の持つ透明感と、彼女の歌声の透明感が完璧にマッチしている。

一点の曇りもないその音楽は、もはや後光がさすような雰囲気すらある。


作詞は自身で担当。

「1年の活動を振り返りながら、未来のことも考えながら」制作したというその歌詞は、

これから新しいことが始まる人の背中を押してくれる。

そんな歌詞とサウンド感が相まって、まさに未来への光が感じられる1曲だといえる。


自身で特に気に入っているのはCメロ。

爽やかで疾走感があり、盛り上がっていくサウンド・メロディーと合わせて、

歌声も盛り上がるように意識して、「一つ深みが増すように歌った」という。

是非そんなCメロにも注目して聴いていただきたい。



・【歌枠】そにあの昭和歌謡喫茶



2020年6月に配信した歌枠。昭和歌謡を聴いて育ってきた彼女。

そんな彼女のルーツともいえる昭和歌謡の中から、ラブソング的なものを中心にセレクトして歌う。

しっとりと可愛いが交互になるように選んでいるというのも一つのポイントだ。


『あなた(小坂明子)』からスタートし、『亜麻色の髪の乙女』『オリビアを聴きながら』

『恋におちて Fall in love』等と続く名曲たちに、持ち前の透明感を効かせて歌い上げていくその時間は、

楽曲の良さも彼女の歌の良さも両方味わえる上質な時間。


昭和歌謡を知らなかったという人でもきっと、その世界観・ストーリーの深み、

サウンドのノスタルジーに心を奪われることだろう。

逆に彼女を知らなかったという人は、その歌声の透明感に驚かされるはず。

老若男女を問わず多くの人が楽しめる歌枠であることは間違いない。



・告白予行練習 / 三田そにあ【歌ってみた】



HoneyWorksが昔から好きだという彼女。

こちらはそんなHoneyWorksの楽曲『告白予行練習』の歌ってみた動画だ。

「しっとりした曲が好きであんまり可愛らしい曲をあげていなかったので、

テンポが早くて可愛い曲で普段と違う姿を見せたかった」という思いで、この楽曲をセレクトした。


原曲は榎本夏樹(CV:戸松遥)のいじらしさ満点の歌声が印象的な1曲。

「原曲至上主義だから、原曲のイメージを壊さないように歌った」と話すこの歌ってみたでも、

その言葉通り、いじらしさあふれる歌声を聴かせている。


しかしその透明感ゆえ、より清楚な雰囲気だ。

清楚な女子がいじらしい思いを抱えているシーンが浮かんできて、

キュンとさせてくれる歌ってみたとなっている。



・さよならメモリーズ / 三田そにあ【歌ってみた】



supercellが2010年に発表した2ndシングル『さよならメモリーズ』。

青春の匂いがするセンチメンタルなメロディーラインと歌詞、そしてVo. nagiの美しくも感情的な歌声、

さらに疾走感の高いロックサウンドが見事に調和する、琴線に触れる1曲だ。


そんなこの楽曲に対して彼女は、「想いを伝えることに重きをおいて歌うようにしました」と、

丁寧に想いを込めながら歌い上げる。それは一音一音の発声からも伝わってくるだろう。

もちろん持ち前の透明感も発揮されていて、それが楽曲の持つ切なさをさらに加速。

美しさと切なさはほぼほぼイコールなのだと感じさせてくれる。


自身でも「ミュージカルのように、感情の波をメロディーに乗せたような、

切ないニュアンスを感じ取っていただけたら嬉しい」と話す、切なさの溢れる歌ってみただ。




再スタートを切って1年。「全身で歌ったりするライブをしていきたい」「ユニットで二人で歌ってみたい」

「個人での音楽配信、デジタル配信をしたい」と、今後取り組みたいことはたくさん。

さらに「Vtuberを知らない人にも届いてほしい」という思いもある。

その音楽は、より幅広い層に届いていっても全くおかしくない。

今後どんな風に広がっていくのか、楽しみに追いかけていきたい存在の一人だ。



【YouTube】

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【Twitter】

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