2019年7月27日にデビューを果たしたVtuber、おうまゆう。

禁断の術で人間のような体を得た妖怪で、義理人情を重んじるが人間の常識が通じないことがある。

ぬいぐるみで付喪神の親友『ぶた丸』と共に日本に住みながら、一緒に動画・YouTubeliveを通して活動を展開。


全身3Dで行うコンテンツに力を入れている。チャンネルの理想としているのは、

ドラえもんの4次元ポケットのように、なんでも楽しいコンテンツを出せることだ。


元々はもちひよこ運営のVtuberプロダクション『もちぷろ』よりデビュー。

1年ほど活動していたが、2020年6月に病気もあって卒業。

しばらく療養をはさみ、以降、現在に至るまで個人勢Vtuberとして活動している。




・誰そ彼 -おうまゆう-



独特の甘さがある、幼い雰囲気が満載の声質が一つの魅力だといえる彼女。

その甘く幼い雰囲気は、基本的にはポップなムードの創出に役立つものだろう。


しかしどこにどう乗せるかによって、ガラッと方向性が変わる。

わらべうた『かごめかごめ』のアレンジバージョンを歌うこの動画では。

それがよくわかるだろう。


かごめかごめは、元々メロディーラインにどこかダークな雰囲気がある。

このバージョンではサウンドからもそのダークな、何かが起こりそうな雰囲気を強調。

そこに彼女の無垢なムードの歌声が乗るから、怪しさや怖さは何倍にも跳ね上がる。


ただやはりメロディーやサウンドの雰囲気を度外視して、声だけ聴くと愛らしくもある。

そんな風に、可愛さと怖さの両方を同時に味わえる動画だ。



・【おうまゆう作詞】ふたつのワイングラス (OumaYuu - Two wine glasses)



自身で作詞を担当したという作品『ふたつのワイングラス』。

ピンクのグラスとオレンジのグラス。その二つに挟まれてみようかな。

そんなことを繰り返し歌い、唐突に飽きる。


頭の中にハテナがいっぱいになるのにどこかクセになるその体験は、たとえばかつてのPPAPを思わせる。

何も考えずに感覚で楽しい気持ちにさせてもらえる、不思議な作品だ。


またこの動画は、前半は日本語で歌われているが、後半は英語で歌われているというのも一つのポイント。

海外から火が付くことになってもおかしくないだろう。



・【3分】なぜ彼女は全力をつくしてしまうのか?これを見ても分からない【おうまゆう / Vtuber】



チャンネル登録者数10,000人突破を記念して制作した、これまでの活動の切り抜き動画。

初投稿から始まり、初配信、デビュー1カ月、祝収益化、2020年初動画と

様々な動画をまとめているこちらからは、3分弱でこれまでの彼女の活動内容を確認できる。


もちろん確認できるのは活動内容だけではなく、普段の彼女のキャラクターもだ。

幼い声質や独特のテンション感など、その全てに中毒性があることが分かるだろう。


この3分で彼女の魅力の全てを堪能することはできないが、

少なくとも人を惹きつける魅力があるということは、身をもって理解できるはずだ。




キズナアイのライブを見て感化され、「今後は音楽系の活動にも力を入れていきたい」と話す彼女。

今はピアノの弾き語りの練習中で、弾き語りの曲やネタ系の曲を出していきたいとのこと。


またこの2021年には「体力とメンタルの強化」という目標も掲げている。

今度、ジムにも体験に行ってくるそう。

そんな彼女のこれからには、要注目だ。



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