洋楽的なインディーロックのエッセンスを漂わせながら、
その空気感やサウンドを独自に昇華して表現する2ピースガールズロックバンド、THEティバ。
Vo.Gt.明智マヤ、Dr.サチからなるTHEティバは、2018年に結成。
ルーツとなったバンドへのリスペクトと遊び心を込めて「カナダ出身」と名乗り、
インディーロックやオルタナティブロック、ポップパンクなど
幅広いジャンルを取り入れて表現を研ぎ澄ませてきた。
過去にはオーディション「出れんの!?サマソニ!?」を経て
SUMMER SONIC2019に出演した経験も持ち、
2021年に入ってからは2nd EP『THE PLANET TIVA part.1』と
2.5th EP『THE PLANET TIVA part.2』を連続リリースするという新たな試みも。
邦楽シーンにおいて唯一無二の存在感を放ちながら注目度を高めており、
国内はもちろん世界にも目を向けて躍進する気鋭のニューカマーとなっている。
・THEティバ(the tiva) - "Go back our home" Official Music Video
「The Planet Tiva Part.1」の収録曲「Go back our home」は、
ローファイなサウンドが絶妙な聴き味を感じさせるインディーロックナンバー。
バンドのツアー中にDr.サチの祖父が亡くなり、
「バンド活動を応援してくれていた祖父ともっと話をすればよかった」
と感じたことをきっかけに書かれた曲だそうで、
「Go back our home」というタイトルにもそんな背景が表れている。
大切な人を亡くした人に向けた曲として聴いてほしいそうだ。
「ティバの惑星」という世界観で撮影されたMVの映像も見どころで、
雄大さと寂しさを併せ持った風景が非日常・非現実を感じさせてくれる。
「服に穴が空くほど体を張った」という、
ラストの花火に囲まれながらの演奏シーンにも注目だ。
・Theティバ(the tiva) - "Monday"Official Music Video
こちらは「The Planet Tiva Part.2」に収録のナンバー「Monday」。
普段はセッションを重ねて楽曲を作るという彼女たちだが、
この曲ではVo.Gt.明智がコロナ禍のステイホーム時間で
打ち込みに挑戦し、そこから一曲を作り上げたそうだ。
注目ポイントは、打ち込みを軸にじっくりと
練り上げたからこそ生まれたコーラスの妙。
高揚感と一体感のある絶妙なハーモニーに聴き入ってほしいという。
また、「Go back our home」と同じく
「ティバの惑星」をイメージしたというMVの風景美も必見だ。
・FEVER LIVE / THE ティバ『summer ends』
人気音楽番組「環七フィーバーズNEO」に出演した際のこのライブ映像では、
THEティバの世界観を、より臨場感をもって体感することができる。
深いリバーブがアンサンブルに浮遊感を生み出し、
轟音のギターとダイナミックなドラムの絡みは
2ピースとは思えないサウンドの厚みを感じさせてくれる。
オルタナティブ・シューゲイズ的な魅力も合わさって、
国境を越えてリスナーの心に響くポテンシャルを秘めたバンドだと
思わせるパフォーマンスだ。
披露されている楽曲「summer ends」は、
THE ティバで最初に生まれた、バンドの軸となる曲だという。
その点にも注目しながら聴いてほしい。
楽曲作りではいつも「広大なスタジアムで披露することをイメージしている」というTHE ティバ。
今後はスタジアム級のライブを目指し、さらに海外でも認知度を得て活動の場を広げていきたいという。
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