2016年東京で結成したロックバンド、GRAND FAMILY ORCHESTRA。
充電期間を経て、2021年4月9日のライブより新体制にて復活。
Vo.松山の創り出す心と体を踊らせる楽曲と、
バラエティ豊かな楽団で織り成すライブを武器に、精力的に活動中。
ファンキーな楽曲から疾走感の高いキャッチーな楽曲、ジャジーなサウンドを纏った楽曲まで、
高い音楽的な素養を感じさせるサウンドの幅広さも一つの特徴。
奏でられる複雑な展開やフレーズも難なく弾き切るパフォーマンス力の高さも魅力的だ。
・GRAND FAMILY ORCHESTRA「クジラ啼く」
2019年10月にリリースした1stフルアルバム『GRAND FAMILY ORCHESTRA』収録曲。
空に向けて切り裂いて進んでいくような鋭角的なギター。重厚なバンドサウンド。
そして絶妙なリバーブ感が、まさに≪深く暗い青の淵≫を思わせる1曲だ。
気泡のようにも聞こえるポコポコした音もまた、そのムードを強く演出する。
もの悲しくもあり、切なくもあり、力強さも感じられるメロディーラインと歌声が
そこに感情を描くのがまた、たまらない。
すべての音に、言葉に、彼らのバンドとしてのクオリティの高さが感じられるこの楽曲は、
きっと多くの人を一聴で惹きつけるはずだ。
・GRAND FAMILY ORCHESTRA 「オー晴レルヤ!!」
同じく1stフルアルバム『GRAND FAMILY ORCHESTRA』の収録曲。
ボーカルの声を聴かない限り、『クジラ啼く』と同じバンドが
鳴らしているとは思えない人もいるのではないだろうか。
シンセなどの電子的なサウンドが装飾するこの楽曲は、
バンドサウンドにもメロディーラインにもノリの良さが感じられ、
気分を盛り上げてくれる。
楽曲内での展開も豊富で、その音には終始アゲられっぱなしだ。
かといって、ただ踊りあかすような楽曲ともまた違う。
センチメンタルなムードも香っていて、
かっこよさと感傷的なムードを同時に味わうことになるのだ。
それはきっと、他ではなかなか味わえないものだろう。
・GRAND FAMILY ORCHESTRA「リンディンドン」
曰く「パーティーチューン」だという楽曲『リンディンドン』。
まさにその言葉通り、シンガロングなコーラスやラテンの雰囲気を持つサウンド感、
さらにはテンションの高いホイッスルなども交えながら描く、温度感の高い1曲だ。
特筆すべきは≪ヘイ リンディンドン≫と歌う、
サビパートといえる箇所の入りで音が軽やかになる点だろう。
本来入りの一音で下から上までぐっと音を広げたくなるものだが、
この曲では下の音が抑えられ、音の重厚感がなくなるのだ。
それでいてそこに嫌な違和感やくどさ、あざとさがないところに、
センスの高さが感じられる。
今後については「当たり前のことかもしれないが、自分たちが継続して楽曲を作り、
それをみなさんに届けていくことで楽しませていきたい」と話してくれた。
さらに今年は「アルバムの制作を行えたらと思っている」と続けてくれた。
そのリリースを楽しみに待ちながら、是非ライブにも参戦してみていただきたい。
生で浴びるその音にまた、惹きつけられるはず。
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「BACK TO THE ROCK'N ROLL」:https://linkco.re/Q0FgZa7e
「YELLOW VALENTINE」:https://linkco.re/rTBe4hpm
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「オー晴レルヤ!!」:https://linkco.re/TCxAg5q9
「GRAND FAMILY ORCHESTRA」:https://linkco.re/cerhQcB8
「LIVE at 大家族会議2019.12.21」:https://linkco.re/sFTu7EFE
【ライブ情報】
2021/06/12(土)@吉祥寺CLUB SEATA
adv.¥3,500 door ¥4,000(1D別)
プレイガイド
https://t.livepocket.jp/e/musashino15th0612
公開:5月9日(日) 12:00