きらびやかなギターロックサウンドに淡いノスタルジーを含ませ、
ドラマチックな詞世界を描くロックバンド、mi mi re。
メンバーはVo&Gt.美遊、Gt.永井風思、Ba.すぎやまほくと、Dr.奥田一正の4人。
Gt.永井を中心にSNSや大学の交友関係から集まって結成され、
2019年9月に始動したmi mi reは、活動初期から完成された世界観を見せて
耳の早い邦楽ロックファンの注目を集めてきた。
これまでに1st single「遊星から愛を込めて」、1st EP「TO IU」、
1st mini Album「hanabie」などコンスタントな作品リリースも展開している彼ら。
Vo&Gt.美遊のハスキーでエモーショナルな歌声を軸に
研ぎ澄まされた無駄のないアンサンブルを構築し、
情景描写と心情描写が巧みに絡み合う歌詞の表現で
そこに物語を与えてきた。
2020年代の邦ロックシーンにおいて、今後さらなる飛躍が期待される実力派バンドだ。
・mi mi re「リバーブ」MV
1st EP「TO IU」のリードナンバーで、YouTube上で
MVがすでに5万再生を突破しているmi mi reの代表曲「リバーブ」。
激情を込めて歌い上げられる歌詞には
「衝動で好きだと思ったことを大切にしたい」
「言わないでいいことは言わなくていい」といった、
メッセージが込められているという。
歌詞の中でも特に思い入れのある一節がAメロの「映画のように音楽を聴いた」で、
そこには初ライブに誘ったVo&Gt.美遊の知人のミュージシャンが
「映画の主人公みたいだ」と感動してくれたエピソードがあるそうだ。
聴き手の心に突き刺さる鋭さと寄り添う優しさを併せ持ったボーカル、
その初期衝動と疾走感をより洗練させるように包むバンドサウンドの融合を
体感しながら聴いてほしい。
・mi mi re「ハナビエ」MusicVideo
春の香りの中でもの悲しい想いを歌った「ハナビエ」は、
1st mini Album「hanabie」の表題曲。
先に紹介した「リバーブ」でも見せた静と動の緩急や
繊細かつダイナミックなアンサンブルをより前面に押し出し、
力強くエモーショナルなサウンドでストーリーを描いている。
その歌詞には、Vo&Gt.美遊が弾き語りライブで
悔しい思いをした経験が込められているそうだ。
嫌な記憶が呼び起こされるから4月の香りが憎い。
どこか抽象的な詞世界には過去の細かい景色を
「忘れちゃった」ことも表れていて、
時間経過によって色褪せる記憶もまた悲しさを引き立たせる。
そんな意味が込められた音楽世界に注目してほしい。
テンポを変えて感情を爆発させるようなラストの大サビ、
そうした展開に勢いを加える各パートの細やかな表現まで
じっくりと聴き入りたくなる、奥深い魅力を放つ一曲だ。
今後もバンド主催のイベントから新音源のリリースまで、
ライブシーンでも作品制作の面でも活動を加速させていきたいというmi mi re。
この夏には2nd Singleの発表も控えているそうで、
現在進行形で世界観を磨き続けるmi mi reの新境地に今から期待が高まる。
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