力強さと透明感を兼ね備えた歌声で魅せるVsinger/Vtuber、月雪まう。


「この世界の片隅で誰かに響く歌を」をモットーに活動する彼女は、2021年4月29日にYouTubeデビュー。歌ってみた動画やオリジナル曲MVの投稿、歌枠配信やゲーム配信、他Vtuberとのコラボなど、幅広いコンテンツを展開してきた。


特に音楽系コンテンツの発表に力を入れており、これまでにオリジナル曲を5曲リリースしたりと、ハイペースな作品制作で自身の音楽世界を確立している。


また、「歌うと清楚喋ると芸人」と自ら称するように、ゲーム配信や雑談配信、企画配信で見せる明るいトークも魅力のポイント。親しみやすいキャラクターでも支持を広げ、チャンネル登録者数は現在までに2000人を突破している。


2021年冬には3D化を目指すクラウドファンディングも成功させ、現在は鋭意制作中の月雪まう。今後のバーチャルシーン/インターネット音楽シーンにおいて、さらに存在感を増していくことが期待される気鋭のニューカマーだ。




・この世界について / 月雪まう 【Official MV】



配信アプリREALITYにて「Mäü」名義で活動していた際のオリジナル曲で、現在も月雪まうの代表曲のひとつとなっている「この世界について」。


REALITYの楽曲提供イベントをきっかけに、音楽系Vtuberのさめのぽき氏によって提供されたこの曲は、ゆったりとしたリズムと広がりのあるサウンド、優しいメロディが一体になって、聴き手に希望を見せてくれるミディアムナンバーに仕上がっている。


その中心に彼女の伸びやかな歌声が合わさることで、歌詞の持つポジティブなメッセージに確かな感情が灯されている。

等身大の言葉でメッセージを綴っているからこそ、誰もが共感できる普遍的な一曲だ。



・月夜に奏でる回旋曲 / 月雪まう 【Official MV】



3rd デジタルシングルとして発表された「月夜に奏でる回旋曲」は、タイトル通り月明かりが照らす夜の光景が連想される、シアトリカルでどこかドラマチックなストーリーソング。


月雪まうにとっては「自分自身を表す曲」だそうで、彼女の掲げる「この世界の片隅で誰かに響く歌を」というモットーが特に具現化された一曲となっている。


歌詞の中で表現されているのは「リスナーの皆さんと紡いできた今までの奇跡」。彼女の思いが真摯に込められた楽曲として聴いてみてほしい。




・僕が写真を撮る理由 / 月雪まう 【Official MV】



5thデジタルシングル「僕が写真を撮る理由」は、とあるYouTube企画をきっかけに誕生した楽曲だという。


「歌」を「写真」に置き換えて表現しており、どうして自分が表現活動に取り組むのか……というテーマに触れて思いを描いている。アーティスト、クリエイティブ側のモノの捉え方を言葉にした一曲として必聴だ。


また、ジャケットイラストも注目してほしいポイントだそうなので、楽曲と併せてじっくり触れてみてほしい。




現在は3D化に向けて準備を進めている月雪まうだが、今後の大きな目標として「VRライブの開催」を考えているという。

また、オリジナルアルバムの制作も目指したりと、Vsinger/Vtuberとしてさらなる活動の発展に意欲を見せている。


月雪まうのさらなる躍進に、今から期待が高まる。

彼女の最新の活動を知るためにも、まずはYouTubeチャンネルやTwitterを要チェックだ。