2017年結成のオルタナティブロックバンド、Apes。

もともとは高校の軽音部の仲間で結成され、現在は

Vo.Gt.Leo Sakai、Gt.Yusuke arai、Ba.Keto murao、Dr. Morikazuの

4人体制で活動しているApesは、これまでにシングル・デジタルシングル合わせて3枚の作品をリリース。

一方でライブバンドとして拠点東京を中心に常に積極的に活動し、ライブハウスシーンで存在感を放ってきた。

その音楽性はオルタナティブサウンドを軸としつつ、そこに気怠い日本詞メロディーを乗せ、

様々なルーツを感じさせる表現を取り入れて独自の世界観に昇華。

確かなセンスで見せる実力派バンドとして、着実に支持を広げている。

1st Singleとしてリリースされ、各種サブスクリプションサービスでも配信されている「Imaginary Flight」。

メンバー自身も「バンド内でも一番オルタナティブ色が強い」と語るこの曲は、

シンプルに研ぎ澄まされたフレーズやアンサンブル、

そこから生まれる抒情的な空気感で魅せるナンバーだ。

UKロック色の強い仕上がりになっていて、緻密な表現で感情の揺らぎを巧みに表現している。

分かりやすく派手なサビを用いるのではなく、構成の機微やフレーズの積み重ねで魅せる一曲として、

バンドの表現力の高さに注目しながら聴いてほしい。

2021年2月にリリースされた2nd Single「Sing for you」。

先に紹介した「Imaginary Flight」とはまた違ったかたちで見せる一曲で、

こちらはUS色が強く、パワフルで疾走感あふれる聴き味になっている。

コロナ禍で楽曲の作り方も変わり、PCを使ってデモを練るなど新たな手法も取り入れているというApes。

スタジオに入って曲を作りあげるスタイルとはどうしても違う部分が生まれ、生みの苦しみもある中、

この曲はふと生まれたフレーズからかたちになったという。

リリース記念の配信ワンマンを行うなど、発表に際して新たなチャレンジもあったそうだ。

ライブバンドとしても常に存在感を見せてきたApes。

この動画は2021年4月にホームの新宿Marbleで開催した企画「LIVE WITH YOU」での

パフォーマンスを収録した映像で、Apesというバンドのステージングをリアルに体感できる。

ライブでは徹底的に「音」にこだわり、多いときにはゲネプロを月2回やっていたという彼ら。

そのアンサンブルやメロディ、歌詞を最もストレートに伝わるかたちで届ける、完成されたサウンドメイクは圧巻だ。

全4曲が公開され、最新デジタルシングルである「Boying」も披露されている。

バンドの最新形を見せる映像としても注目してほしい。

コロナ禍の中でも歩みを止めることなく可能なかたちで活動を続け、

9月23日には新宿MarbleでLiz is Mineとの共同企画ライブの開催も予定しているApes。

【イベント情報】

2021.9.23(木) at 新宿Marble

②イープラス 

https://eplus.jp/sf/detail/3476560001-P0030001

③取り置き予約

https://apes-band.jimdofree.com/contact/