1993年4月25日。大阪生まれの鍵盤奏者、渡辺明日香。

ピアノ・エレクトーン講師であった母の影響で 3 歳からピアノを始める。

15 歳までクラシックピアノを学ぶも、クラシックの練習の合間に

趣味として弾いていたポピュラー音楽に惹かれ始める。


そして高校生の時にバンドを始めたことがきっかけで、

ステージ上で自由に自己表現をする喜びを知り、ポピュラー音楽にすっかり夢中に。

その後大阪芸術大学へと進学し、ポピュラー音楽コースにてポピュラーピアノを専攻。

様々な音楽を幅広く学びながら、中学・高校の音楽の教員免許も取得。


また在学中より、NHK大阪ホール・愛知県芸術劇場などの多くの舞台に立ち、

学外においてもピアノやキーボードでバックバンドに参加。

卒業後は演奏活動を続けながら、高校や支援学校、専門学校等で音楽講師も行なっている。


2015年にはサポートミュージシャンとしての活動の中で出会った

『植松波音』『藺月志帆』と共にアイリッシュバンド『Chululu』を結成。

自身はこのために始めたというアコーディオンとMCを担当し、

人々の暮らしに寄り添った音楽を届けている。


2019年11月には1stアルバム『Letter from Murray』を発表。

全ての活動に共通するモットーは、“音”を“楽しむ”ことだ。




・【オリジナル】Happy Song / 渡辺明日香



自身のオリジナル楽曲『Happy Song』。


そのタイトル通り、実にハッピーな雰囲気に満ちている1曲だ。

それはメロディーラインからはもちろんのこと、全体のサウンドの

包み込むような温かさや一粒一粒の音に見える表情からも感じることが出来る。


そこに歌詞があるわけでもなく、もちろん感情的な歌声があるわけでもない。

それでもそんな風に心に温かいものを届けることが出来るというのは、

彼女の、そしてバンドメンバーたちの表現力の豊かさ、そして楽曲の魅力ゆえだろう。


疲れた日や嫌なことがあった時の帰り道、あるいは嫌な仕事に向かう朝の道すがら、

この楽曲を聞いてみたら、その荒んだ気持ちもいくばくか軽くなることだろう。



・Chululu 1stAlbum 「Letter from Murray」トレーラー映像



こちらはアイリッシュバンドChululu の1stAlbum『Letter from Murray』のトレーラー映像。


爽やかな草原を思わせる1曲目『Greenland』。

牧歌的でありながらも軽やかなノリの良さがある2曲目『a bird of passage』。


3曲目『八重 凛とする』、4曲目『あの日へ』では穏やかなサウンドで

ぐっと来させたかと思えば、5曲目『John Ryan's Polka』では一気に異国へ誘われる。


6曲目『O'sullivan's March』ではトリップ感の中でのんびりさせてもらい、

7曲目『Les Champs-Élysées』でハッピーになり、8曲目『夜風に誘う』でそっと目を閉じる。


「インストバンドではあるが、まるで歌っているかのように豊かな演奏表現を目指している」

と話すメロディックで心地よい作品群は、まるで一本の素敵な映画のサウンドトラックのよう。

きっと聴く人の生活を彩ってくれるはずだ。




今年秋口にはChululuの2枚目の作品がリリース予定。

自身としても今後、「バンドとサポートミュージシャンの活動に加え、

個人の活動も精力的に行なっていきたい」と話してくれた。

抜群の歌心が胸に刺さる彼女が、今後のさらなる活躍を

楽しみに出来る鍵盤奏者であることは、間違いない。



【渡辺明日香 HP】

https://asriina.amebaownd.com/


【Chululu HP】

https://chululu.jimdofree.com/


【Twitter】

https://twitter.com/asr_na