1998年、安岡信一、本多哲郎の二人で福岡にて唄人羽(うたいびとはね)を結成。

翌、99年フォーライフレコードより『小さな星の小さな旅人』にてデビュー。
これまでにシングル14枚、アルバム13枚(ミニアルバム含)、ベストアルバム3枚を発表。

俳優、塚本高史への楽曲提供、福岡県糸島市のイメージソング、

新人のプロデュース、楽曲アレンジなど活動の幅は多岐にわたる。


2019年にはベストアルバム『六弦大』をリリースし、

2020年にはそれに伴う全国ツアーを開催する予定だった。

しかしコロナ禍において全公演が延期に。


今なおコロナの影響で従来通りの活動は難しく、

40回を超えるオンラインライブや、

有観客とオンラインを掛け合わせたライブを行なっている。




・唄人羽「BORDER」



2006年にリリースした4枚目のアルバム『be here…』収録曲。

それまではそれぞれに曲や詞を書いていたが、

「二人で、共作でつくってみたい」という思いのもと、共同で作詞作曲。


「実は2004年頃にアルバム制作をしていたが、それを破棄した後に制作した」と話す1曲だ。

「それまでPOPSよりの二人の和気藹々とした雰囲気を出していた。

当時、そこに対しての反発みたいなものがあり、アコースティックでより人間臭さ、

力強さ表現したかった」との言葉通り、この楽曲ではロック色を感じる

アコースティックギターの鳴らし方が印象的。


もちろんそれが反映されているのはアコースティックギターの使い方だけではなく、メロディーラインも然りだ。

キャッチーすぎないディープな雰囲気のメロディーラインは、

≪やさし過ぎてる日々でも僕らは飛ぶことを選ぶ≫と歌う歌詞の重み・深みを引き出している。

安住の地に浸ることを良しとせず、前進を続けようとするその姿勢もまた、ロックなものだといえるだろう。

 


・唄人羽 /「Message」2019.12.21 Zepp Fukuoka



2000年頃に制作した、安岡作詞作曲の楽曲『Message』。

2001年リリースのアルバム『花サク』に収録されている。

こちらはそんな同曲の、2019年末の20周年ライブでのパフォーマンス模様だ。


≪君が凍えないように 僕が手をつないであげよう≫

≪泪がこぼれないように 僕が空になって包もう≫と歌うラブソングで、

ファンからの人気曲としても知られる同曲。

美しく繊細で、感情の乗ったサビ前からサビにかけてのメロディーラインは極上の仕上がりだ。


質感の異なる歌声の織り交ざり方や、メロディー展開、

さらに後半のアコースティックギターを叩く場面はドンドンという振動が身体に響く、

会場でしか体感できないライブならではのものだそうだ。



・唄人羽 /「雨上がりの空」2019.12.21 Zepp Fukuoka



同じく2019年末の20周年ライブより、2016年にリリースされたアルバム『響き愛』、

さらに20周年ベストアルバム『六弦大』にも収録されている楽曲『雨上がりの空』。

爽やかなメロディーラインと、軽快なギターサウンド、

そして柔らかなコーラスが光るボーカルによって描かれる1曲だ。


しかし歌われている内容は爽やかなものではなく、

≪何度も何度も立ち上がり 傷つきもう駄目だとしても 

希望なんて浮ついたことなんかじゃなくて 人知れず流した涙声で 

死んでも自分には負けねぇって これの繰り返しだろう?≫

という自分を、そして誰かを、泥臭く鼓舞するもの。


その真っ直ぐな言葉が、負けん気を立ち上がらせてくれる。

これはきっと、長い年月活動を続けてきた彼らが歌うからこそ、響くものだろう。

そんな大人の熱さのようなものを、是非感じていただきたい。

 


 

「これからも自分たちのペースでずっと継続して音楽活動をしていきたい」

と、ファンにとってうれしい言葉もくれた。

曰く2人の性格は真逆。でもそれが逆に彼らの厚みに繋がっているのだろう。
この先も長く付き合っていく音楽が、ここにはある。
 
 

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