フィリピン生まれ日本育ちのシンガーソングライター、不滅のアスカ。


末っ子として生まれ、なかなか家族の話に入ることが出来ないでいる中、

ギターを弾いている間は自分の世界に入り込むことが出来た。

そんな背景もあり、中学校3年生・15歳の頃よりギター始める。


まずはカバーから習得していったが、カバーを演奏しているうちにだんだんと

「カバーだと自分の気持ちを代弁できない」ともやもやが積もっていき、オリジナルをつくるように。

そこからさらに表現する楽しさにのめり込んでいった。


その後、18歳で本格的な音楽活動を開始。

20歳の時には“ASUCA”としてデビューし、2021年現在で同名義での活動は8年目。

この2021年“不滅のアスカ”として活動していく。


“不滅のアスカ”という名義は、「自分というよりは、自分の楽曲が永遠に残ってほしい」という想いと、

知り合いの保険関係者が行っている、病気の人や死が近い人にとって特別となるような手紙を届ける

『エターナルレター』の活動がリンクしたことから。


エターナルシンガーとして、「誰かにとってずっと特別となるような歌を届けていく」

という意志が込められている。




・ASUCA 「未だ見ぬ未来」Promotion Video



自身でも「この曲を節目に変わった」と話す、ある種のターニングポイント的な楽曲『未だ見ぬ未来』。

当時、“髄膜炎”という病気を患った彼女は、生きるか死ぬかの選択を迫られるような状況にあった。

そこで、もし生きることが出来るならば自由に生きたいという考えに至る。


過去にはいじめを受けた経験もあり、自分を繕うこともあった。

しかし病気を機に人のことを気にして生きている節があることを改めて自覚し、

「楽しく生きなければ意味がない」「自分を繕うのはやめよう」と思うようになったのだ。


そんなバックグラウンドも影響しているこの楽曲は曰く

「自分が素直に人生を楽しめているか、確認するための曲」。


パワフルでありながらどこか弱さも感じられる極めて人間的な歌声が、それを聴く者にも作用させる。

「今では自身にとって相棒のような曲となっている」と話すこの曲は、誰かにとっての相棒にもなりえるものだ。



・wanna be the rain / ASUCA



3rdシングル『wanna be the rain』。

題材を 「母方の祖父母の愛」に


ダンス教室の先生だった祖父は、そこに通っていた祖母と出会い、駆け落ちをして家族に。

お金もない中だが9人の子供に恵まれた大家族だった。もちろん祖父はより一層熱心に働いた。

都度都度、祖父は祖母に「ファンサービスも関わる仕事だからお前のことを妹として紹介することもあるよ」「帰ってくることが遅い時もある」と言った。

祖母は「大丈夫、最後に私のところへちゃんと帰ってきてくれれば良いから。」とその度に祖父を送り出していた。

後に、祖父は何年もの間家に帰ってこなくなってしまう。そして、その間に祖母は病がひどくなり危篤の状態になってしまう。

すっかり大人になった子供たちはそんな祖母を見て祖父に対して怒りを隠せなかった。

しかし、そんな子供たちをみて祖母は「大丈夫、あの人はどんな事があっても必ず最後には私のもとに帰ってくると約束してくれたから、どうか帰ってきたその時はみんな怒らないで、おかえりって迎えてあげてね」と伝え息を引き取ったのだった。

しばらくして祖父は家に戻り、子供たちも祖母の遺言の通り優しく迎え入れた。それからしばらくして祖父は衰弱していった。「最後になるかもしれないから家族だけで過ごしたい」という言葉に9人の子供たちは集まり団欒した。その日の終わりに祖父は初めて祖母のお墓へお参りに行った。

みんなが見守る中、祖父はそのお墓の前で跪き何度も謝り「本当にすまなかった。もしお前が許してくれるなら、私がこの世をさる時同じお墓で眠らせてくれるか」と泣いた。

亭主関白だった祖父が初めて見せる涙に、子供たちは祖母の遺言の通り、最後には必ず祖父がちゃんと帰ってきたんだとみんなで抱き合いもう一度泣いた。

その3日後、3月3日に祖父は息を引き取った。

その日は不滅のアスカさんの誕生日だったことから、アスカさんはその話を母から聞いて

歌を作ろうとこの曲ができたという。


そんなストーリーが反映されているこの楽曲には、歌声に、

そしてもちろん歌詞の世界観に、とても大きな愛が感じられる。

「このご時世、色んな出会いがあって沢山の関係性がある。何が正しいとかは誰も決められないことだと思う。

でもその中で、相手を信じ続けることってとても難しい。

もしかしたら愛することは苦しいことばかりかもしれない。

でも、人を愛せること自体は本当にすごいこと、奇跡だから。この曲を聞いてくれた方々には、

自分が人を好きになったその心を信じ続けて欲しいと思います。」

そう話す彼女の想いがダイレクトに伝わってきて、切なさの中で大きな愛に触れることが出来るのだ。



・香水 / 瑛人 remix. KIss The Girl (リトルマーメイドの香り)



元々バズっている曲はあまり聴きたく無いタイプだという彼女。

実際に初めて楽曲『香水』を聴いた時も、違和感があり素直に評価できなかったと話す。

しかし謙虚にならないとダメだという思いから改めて聴き、カバー。

歌っていく中でどんどんこの曲にのめり込むことがわかった。

誰かに聞かれていて名が上がる曲には曲なりの理由がある事をまた学んだと恥ずかしそうに彼女は話した。


色んな方々がカバーしていることから差別化を計って

楽曲『KIss The Girl』をリミックスしたらしい。

このバージョンで、「キスしないと魔法が解けない」

「今キスしないと後悔するよ」という思いを、ポップに可愛らしく表現することによって

彼女の遊び心も感じさせる1作品となっている。


PVでもキュートな女性らしさを全面に出している。

もちろん歌声にそんな可愛らしさが反映されている点にも注目だ。

それによって≪別に君を求めてないけど≫という歌詞がツンデレ風にも聞こえてくる。

原曲とはまた違う雰囲気を楽しめる、グッドカバーだといえるだろう。

撮影したシーンは「現在進行形ではなくて過去の話」そうやってこの映像を見てもらえるとまた楽しいだけじゃない儚さを感じてもらえると思うとのことだ。





「2年後には河口湖ステラーシアターにてライブをしたい」と目標を掲げる。

そのほか「将来的には全国遠征ツアーや、海外各地にカメラを置いて同じ曲を同時に歌う

ファン参加型の生配信イベントもやってみたい」と、やりたいことは山積みだ。

改名もして心機一転進んでいく彼女のこれからに、注目が必要なことは間違いない。



【HP】

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【Twitter】

https://twitter.com/FumetsuNoAsuka


【Instagram】

https://www.instagram.com/asuca_official/


【YouTube】

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