CHIE HORIGUCHIは、自身のソロ活動やアーティストへのサポート演奏などで活躍中のギタリスト/シンガーソングライターである。

GRETSCH愛好家としても知られ、常に傍ら居る愛器が彼女のトレードマークにもなっている。

13歳でギターを始め、ロカビリーに影響を受けGretschを弾き始める。ギャロッピングを織り交ぜたギタースタイルと、アメリカンルーツミュージックを愛するソングライティングで独自の世界観を確立している。
アメリカンルーツミュージックと日本語のロックが融合したスタイルは日本では稀有な存在と呼ぶべき独自のものとなっており、新ジャンルとして注目を浴びている。

プレイのみならず音作りの巧みさにも定評があり、アンプ/キャビの種類を問わずどんな組み合わせ・コンディションでも自分の音を作り上げることができる。
全国の様々なスタジオ/会場にて様々な環境での音作りに対応する必要があるサポートプレイヤーとして最高の技能を持っていると言える。
なお本人が最もお気に入りのギターとアンプの組み合わせは、Brian Setzerと同じ1960年製のGretsch&1963年製Fender Bassmanとのこと


▼経歴
2015年、様々なバンド活動を経て、ソロ活動を開始。LEARNERSにギタリストとして加入。
2016年、モッチェ永井のツアー、ドレスコーズ のライブ「12月24日のドレスコーズ」にギタリストとして参加。
2017年、CHIE & THE WOLF BAITSの1stアルバム「CHIE & THE WOLF BAITS」をリリース。
2021年、FUJI ROCK FESTIVAL’21にドレスコーズ、LEARNERSで出演。CHIE HORIGUCHIソロデビューアルバム「OUTSIDER」をリリース。
2022年、家入レオ 8th Live Tour ~THE BEST~ にギター&コーラスで参加。 
2023年、奇妙礼太郎 日比谷野外音楽堂公演、25th Anniversary Album「奇妙礼太郎」Release Tourにギターで参加。
2024年、ライブ盤「We Saw the Light」をリリース。奇妙礼太郎BANDでRISING SUN ROCK FESTIVAL 2024 in EZOに出演。
2025年、7inch Record「Cosmic Highway」をリリース。

▼影響を受けたアーティスト
: Patsy Cline / Wanda Jackson / Janis Martin / Joe Clay / Ronnie Self / Merle Travis / Eddie Cochran / Gene Vincent / Johnny Cash / Willie Nelson / Bob Dylan / Gram Parsons / Eagles / Waylon Jennings / Lucinda Williams / Steve Earle / Brian Setzer / Nick Curran / Neko Case / Nikki Lane など



1. 【愛器紹介】ヴィンテージグレッチ1960年Gretsch 6120を細かく紹介🏜️



CHIE HORIGUCHIがソロでもサポートでもメインで使用している1960年代製のヴィンテージギターである「Gretsch 6120」を様々な角度から紹介した動画。


各パーツやセッティングなども詳しく解説しており、ギタリストとしての彼女のこだわりがよく分かるだけでなくGretschの構造や特徴、演奏するうえでの注意点やコツまで勉強できてしまう盛り沢山な内容となっている。


19歳でGretschと出会い最初はその独特の音と取り回しの難しさに苦労し試行錯誤してきた彼女だからこそ得られたノウハウを惜しみ無く公開しており、彼女のファンだけではなく全世界のギタリストにとっても必見。


愛器との様々なエピソードなども話しており、ギターから彼女の歴史を感じることができる点も興味深い。ケース内にカバーのような形でかけられている“テキサスのお土産のバンダナ”や” Brian Setzerに書いてもらったサイン”を楽しそうに紹介するキュートな彼女にも注目だ。


このGretschが彼女の相棒であり分身であり魂であることがよく分かる11分21秒である。



2. Down By Law [Official Music Video]



CHIE HORIGUCHIのファーストアルバム『Outsider』収録曲。「このアルバムの核となる曲」と彼女が語る本作であるが、アルバムリリースから約1年半の歳月を経て待望のMV公開となった。


アメリカのルーツミュージックとして広く知られるアメリカーナのサウンドがベースとなっており、ペダルスチールギターの音色が非常に印象的。そんなアメリカの広大な大地を彷彿とさせるサウンドの上に、彼女が日本語で紡ぐ特有の世界が唯一無二の光彩を映し出している。


本作を聴いているとはるか遠いアメリカのどこかの町の土の匂いを感じたり、照りつける太陽光の眩しさを感じたり、乾いた風を肌に感じたり、聴覚だけではなく5感すべてを刺激するようなリアリティを持った作品である。


「この曲には"アウトサイダー達は決して弱い者を裏切らない"という歌詞があります。一般的な道で歩いていく事ができなかった自分を救ってくれたのは、常識や他人の意見に囚われる事なく、自分のやり方で自分の信じる道を突き進むはみ出し者、アウトサイダーな人達でした。今度は自分が、誰かにとってのそんな居場所を作れたら、という願いを込めて作った曲がDown By Lawです」と本曲のテーマと想いを綴るCHIE HORIGUCHIだが、本作MVにはそんな彼女の心に共鳴した「独自の道を貫いているカッコイイ大人達」が多数出演している。


花屋さん、ハット屋さん、ギター屋さん、カフェオーナーなどなど……進む道こそ違えど皆彼女が尊敬する大の仲良しであるということもあり、撮影は楽しく和やかにスムーズに進んだそうだ。


そんなカッコイイ大人たちのカッコイイ姿と、親しい彼らだからこそ引き出すことのできたCHIE HORIGUCHIの表情にも注目だ。


3. WATCH YOUR BACK



前述のDawn By Lawと同じくアルバム「Outsider」の収録曲。サウンドのカラーが彼女らしいアメリカーナ的なものとなっているが、その中に大きくブルース要素を取り込んだ作品となっている。


「白人ルーツなイメージの強いジャンルをやることが多かったので黒人ルーツのイメージが強いブルースから着想を得たものをやってみたかったんです。日本ではジャンルのイメージだけで決めつけてしまったり、こうじゃなければ認めない!という固定概念のようなものが強めに感じていて、でも実際はどちらかとはっきり分かれているものではなくて。カントリーもブルースもお互いに影響し合って新しい音楽や文化が作られてきたと思うんです。そういう、アメリカならではの懐の深い音楽をとても愛しているので、ルーツミュージックを全て受け入れるアメリカーナをやりたくてこういう形になりました」と、彼女の熱い想いから誕生した本曲。


John Lee Hookerの 『Boom Boom』のようなワンコードで突っ走る展開有り、Lee Rockerを彷彿とさせるようなウッドベースでのスラップフレーズ有り、サウンドはあくまでアメリカーナ、歌詞は日本語中心で歌や演奏も日本人……と様々な異文化が融合して生まれた新しい姿となっている。


本曲自体が人種のるつぼアメリカそのもののようでもあり、正に”和製アメリカーナ”と呼ぶべき作品だ。そういった意味ではR&R的なソウルを持った楽曲であるとも言えるのかもしれない。


なお本作は世界的超大御所フォトグラファーであるRoss Halfinの目に止まり、それがキッカケでCHIE HORIGUCHIとしてのアーティスト写真を撮影してもらうことができたそうだ。


また、本作MVがハリウッドトップムービースターの一人であるジョニー・デップ主演の『デッドマン』にインスパイアされた内容となっていることからか、ジョニー本人も本作をを気に入ってくれているとのこと。


日本初の和製アメリカーナがある日突然アメリカのトップスターに認められる……実にアメリカンドリームなストーリーである。




最後に、CHIE HORIGUCHIに今後の活動について語ってもらった。

「7月〜8月にツーマンライブが控えているので、現在ここに向けて準備中です。私自身もとても楽しみにしてて気合入ってるので、お時間合う方はぜひ遊びにいらしてください!

ファーストアルバムリリースから何年か経過していることもあって、セカンドアルバムを制作したいな〜って常々思ってます。予定はまだ完全に未定なのですが、曲ネタは既にあるので今年中にレコーディングまで行けたら理想的ですね。みなさんへのお届けはまだ先になると思いますが、楽しみにしていてくれたら嬉しいです。


将来的には大きな会場でライブしてみたいです。それだけではなく、大小問わず日本各地、世界各地の色々なステージに立ってみたい想いもあります。自分に近い特定のジャンルの方はもちろんですが、それ以外の全然違うジャンルの方々とも対バンやコラボできたらいいですね。自分も新しいものを取り入れて成長できるチャンスだし、今ままで絶対に届かなかったような層の方々にCHIE HORIGUCHIの音楽を聴いていただけるチャンスでもあるので」

形にとらわれず色々な要素を受け入れ取り入れ新しい世界を生み出してきたCHIE HORIGUCHI。彼女がまた新しい文化に触れ化学反応を起こした時、今度はどんな色で輝くのだろうか。


人の数だけ色が有り、色の数だけ新しいCHIE HORIGUCHがある。彼女が持つ無限の可能性にワクワクが止まらない。



☆LIVE情報☆
 


“Hot Summer Action!! #4”

【公演日】2025/7/17 (木)
• OPEN : 18:30 / START : 19:00
• 前売り : 4000+1D円

【会場】荻窪 TOP BEAT CLUB
【開場/開演】18:30 / 19:00
【出演】CHIE HORIGUCHI & The Desperado Gentlemen/JOHNSONS MOTORCAR
【前売】4,000円 (+1D)
【発売場所】イープラス/Peatix/出演者予約

【イープラスURL】https://eplus.jp/sf/detail/4324510001

【Peatix URL】https://peatix.com/event/4403369

【入場順】1.イープラス 2.Peatix/出演者予約
【問】TOP BEAT CLUB
03-6913-5433 / info@topbeatclub.com

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Darlin’!#3
【公演日】2025/8/30(土)
• OPEN : 17:00 / START : 17:30
• 前売り : 4500円 / 当日 : 5000円

【会場】下北沢CLUB Que

〒115-0023
東京都世田谷区北沢2丁目5−2
下北沢ビッグベンビル B2F

TEL:03-3412-9979
【料金】前売り/当日 4,500円/5,000円 (入場時別途1d)
配信チケット:¥2,500
【出演】勝手にしやがれ
/ CHIE HORIGUCHI & The Desperado Gentlemen
●OA
ミヤザキアツシ(岐阜)
※From “subterranean”
◎DJ
・Charlie (名古屋)
・阿部恭紳 (豊橋)
・エトーシンジ (蒲郡)
【チケット購入】
Que 店頭 [16:00~21:00] 4/12~

LivePocket 4/12 10:00~
[https://t.livepocket.jp/e/que20250830]

イープラス 4/12 10:00~
[https://eplus.jp/sf/detail/4310070001-P0030001]

[PPV/配信]
¥2,500
DANKE [https://www.danke-v.com/videos/533] 4/12 19:00~9/6 17:30(視聴期限 20:30 まで)

▼個別ページ:https://clubque.net/schedule/9798/

高比良興行
限定ポストカードチケット
4/12 10:00~通販開始
※送料無料
takahirakogyo https://thebase.com/to/shop?shop_id=takago-base-shop

全て整理番号有
①Que 店頭
②LivePocket
②イープラス
④高比良興行
上記での購入順でご入場頂けます
公演に関するお問い合わせ
・高比良興行
mail: tststs24786@gmail.com


☆リリース情報☆


2025年1月10日発売 CHIE HORIGUCHI / Cosmic Highway
KKV-170VL 7インチ+DLコード 2,200円税込

▼収録曲
SideA : Cosmic Highway
SideB : Why You Been Gone So Long(配信なし!)

■購入場所■

▼CHIE HORIGUCHI WEB SHOP 

https://chie59.thebase.in/items/96628494
※サイン入りを購入可

▼レーベル

https://store.kilikilivilla.com/v2/product/detail/KKV-179VL

⚫︎7インチ取扱店舗⚫︎
ディスクユニオン各店 / タワーレコード渋谷店 / タワーレコード名古屋x鉄パッセ店
/ Tower Vinyl梅田店 / タワーレコードオンライン事業部 / HMV渋谷 / HMV新宿 / HMV心斎橋 / ヴィレッジヴァンガード豊明ポルト / 足利ミラクルウーマン / 高円寺BASE

カントリー、ロカビリーを超え、アメリカーナというより大きなサウンドへ向けて動き出したCHIE HORIGUCHI、2021年リリースのソロ『OUTSIDER』以来となる新曲「Cosmic Highway」がアナログ7インチで発売決定。 カップリングは多くのカントリー・シンガーに愛された名曲「Why You Been Gone So Long」を収録、こちらは配信の予定はありません。