2002年に地元横浜にて結成したロックバンド、NUBO。
2007年、mini Album『花咲く バイ・ザ・ミュージック』でデビュー。
以降5枚のアルバム・ミニアルバムと6枚のシングルを発表。
さらに2019年4月にデジタルシングル『THREE TWO』をリリース。
この2021年6月25日にも未発表音源デジタルシングル『Crap! Crap! Crap!』を発信している。
・NUBO『THREE TWO』MV
2019年4月にデジタルシングルとしてリリースされたこの楽曲『THREE TWO』は、前任ベーシスト脱退後、
新たにマツシタジュンジを迎え入れ、現体制になってから初のリリースとなる楽曲だ。
たとえばイントロはどこかポストロックやマスロックの雰囲気があり、
かと思えばパンクロックさながらに力強く疾走し、キャッチーなメロディーラインをパワフルに歌い上げ、
ヘビーでハードなベースやギターがアクセントを加える。まさしくジャンルレスに様々な音楽を吸収し、
消化・昇華した音が鳴らされているということがよく分かる1曲だ。
しかし乱雑なごちゃ混ぜ感はなく、ただただかっこよく、耳なじみよく届いてくるから不思議。
それはまさに彼らにしか鳴らせない音だろう。
・【LIVE】"THICK FESTIVAL 2020" ■2020.1.12@CLUB CITTA'
2020年1月、コロナ前に行われた『THICK FESTIVAL 2020』でのパフォーマンス模様だ。
ラップとグルーヴィーなサウンドが響き渡る1曲目では、会場全体を一気にそのノリの中に引き込んでいく。
思わず身体を揺らしたくなり、手を挙げたくなるその響きは、きっとライブ後まで余韻を残すものだ。
全体で特筆すべきはやはり熱量の高さ。
どの楽曲も様々なジャンルの音楽を融合させた彼ら独自のサウンドなのだが、
会場全体が熱唱するようなシーンあり、ダイブありと、とにかく共通して熱量が高い。
全てをその熱量の中に飲み込んでいくライブを見れば、
彼らがライブを見るべきバンドであるということが一目瞭然だ。
・NUBO『Present changes past』Social Distance Studio Take For Shizuoka Umber w/SHANK 2020.6.20
「ライブが中止となってしまった分、皆さんに楽しんで貰おうと撮影した」
と話すこちらの映像は、Social Distance Studio Takeと題した、
ソーシャルディスタンスを意識した上でのスタジオライブ映像。
演奏している楽曲『Present changes past』は、軽快で軽やかなスカで跳ねさせたり、
キャッチーでありながらもどこかセンチメンタルなムードのメロディーラインを奏でたり、
疾走するパンクサウンドを鳴らしたりする1曲。
例によって彼らにしか鳴らせない、独自のサウンド感の1曲だが、
踊れるのにぐっとくるというその雰囲気もまた、彼らならではの独特のものだといえる。
≪今あなたに付きまとう憂鬱もいつか 報われますように 笑えますように≫
≪いつか今も 糧に変わる≫と歌う歌詞も、この状況にぴったりで、やはりグッとくる。
さらに「今年はコロナ禍でライブ本数こそ減ってしまったが、偶数月には自主企画のイベントを開催している。
来年は結成20周年、何か面白い企画をやりたいと考えているのでお楽しみに」とも話してくれた。
結成20周年企画の続報を楽しみにしながら、まずは彼らのライブに参戦してみると良いだろう。
そしてその熱の中で、是非自分を解放していただきたい。
【HP】
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【リリース情報】
2021/06/25(金)0:00より