色気のあるハスキーな歌声で魅せる男性歌い手、いばらくん。(山柁茨)。


2021年8月に活動を開始した「歌う植物」のいばらくん。は、ボカロPをはじめインターネット上で活躍するアーティストの楽曲を数多く歌唱。週に1回のコンスタントな動画投稿を続け、支持を広げてきた。


歌ってみた動画投稿の他、ツイキャスで定期的に配信を行うなど幅広い活動で実績を重ね、Twitterフォロワーは1.3万人を突破。YouTubeチャンネル登録者数も着実に増えており、今後ますますの躍進が期待される実力派となっている。




・【オリジナルPV】ミックスナッツ / Official髭男dism 歌ってみた ver.いばらくん。



いばらくん。のこれまでの歌ってみた動画の中で最も再生されているのが、アニメ「SPY×FAMILY」のOPテーマとしても話題を呼んだOfficial髭男dism「ミックスナッツ」のカバー。


とにかくSPY×FAMILYとOfficial髭男dismが大好きだったので、この曲が発表されたときにはかなりテンションが上がったという。作品は主人公の一人ヨル・フォージャーが「いばら姫」の二つ名を持っていたり、同じく主人公の一人アーニャ・フォージャーがピンクの髪だったりと、自身とのシンパシーを感じる部分も多いそうだ。


「絶対に歌いたい」と決意してカラオケで猛練習し、カバーに臨んだという本作。タイトな制作スケジュールの中で完成させた、本家OP映像へのオマージュが散りばめられたオリジナルMVも大きな見どころとなっている。


歌唱と映像の両方に注目しながら観てほしい。



・たぶん / YOASOBI 歌ってみた ver.いばらくん。



YOASOBI「たぶん」の歌ってみた動画では、先に紹介した「ミックスナッツ」のカバーとはまた違った、シックで繊細な歌唱を聴かせてくれる。


普段はアップテンポなボーカロイド楽曲を多く歌っているので、バラード調の楽曲は投稿が少ないという。そこで普段と違った一面を知ってもらうために、チョイスしたのがこの曲だったそうだ。


インターネット上での活動であるがゆえに、ファンとの触れ合いではやはり空間の壁を感じることもある……そんな思いが楽曲の世界観と通じる部分があると感じたという。リアルな感情が込められた歌唱に聴き入ろう。


・ノンブレス・オブリージュ / ピノキオピー 歌ってみた ver.いばらくん。



ピノキオピー「ノンブレス・オブリージュ」のカバーでは、言葉数が多くかなり難易度の高いメロディと歌詞を巧みに歌いこなしている。

いばらくんとしての活動を初めてもうすぐ1年が経とうとしていたタイミングでの投稿となった本作には、歌い手としての決意やプライドが込められている。


活動を続けていく中で「何かを成し遂げたい」「難しいチャレンジをしていきたい」という思いがあり、その感情の裏には「埋もれたくない」「他とは違う自分でいたい」という欲求があったのかもしれないと語っているいばらくん。。


だからこそ超難関のこの楽曲に挑戦したそうで、取り組んでいる最中も、楽曲のメッセージから「こんなところで折れるな」という釘を刺されているような感覚を覚えていたという。

一人の歌い手としての覚悟を見せるカバーとして必聴だ。



大きな目標として「ワンマンライブ開催」を掲げているいばらくん。。

着実に活動を積み重ねながらリスナーからの支持を集める現在の段階は、目標を叶えるための道程としては「まだ始まったばかり」だと考えているそうだ。


いばらくん。がこの先どのような歌唱を見せ、どのように躍進していくのか、今から期待が高まる。

まずは彼のYouTubeチャンネルやTwitterをフォローして、日々の活動をチェックしていこう。