大阪を拠点に全国的に活動しているバンド、ザ・ハウル。
2014年12月25日に結成し、2015年1月より活動開始。
2020年の結成日より、バンド名を英語表記の“the Howl”から現在の“ザ・ハウル”へと改名した。
そのサウンドの大きな特徴は、Vo.小倉海の透明感の高い歌声と、耳馴染み抜群のメロディーライン。
それらが生み出す多幸感もまた特徴であり、魅力の一つ。
“観る者を音で楽しませる事”をモットーとしたライブ感のあるライブにも定評があり、
関西若手シーンの中でも頭角を現す存在となっている。
この2021年5月には『StayTuned』『Trail』の2作品を同時に配信リリース。
改めて関西から全国へとその名を轟かせている2人組だ。
・ザ ・ハウル『StayTuned』Official Music Video
「以前まではギターロックを意識していた」という彼ら。
しかし最近意識しているのはもっとポップス寄りの音楽だ。
ただしこの楽曲は、ただのポップソングともまた違う。
「最近ブラックミュージックとかジャズとか聴くようになり、
ポップス界でもこういうジャンルが求められていると感じた」
と話すように、この楽曲にはディープなブラックミュージックの匂いがする。
Vo.小倉の母がピアノの先生で、
「実家にあったジャズ本を掘り出し、イチから独学で勉強した」というジャズ感や、
「キャッチーさと韻に思い切って振り切っている」というそのメロディーライン・サウンド感は、
新しいことに挑戦するという彼らの姿勢の表れだ。
そんなこの楽曲の中で魅力的に感じるのは、特徴的なベースが生み出すグルーヴのノリの深さ。
伸びやかな歌声で描く煌びやかなメロディーももちろん魅力的だが、
縦横無尽なベースラインの存在感に終始やられる。
それは「ベース(相方)が生える音作りをした」という彼らの狙い通りだといえるだろう。
とにかく、音楽的なセンスの良さと、万人に届く心地よさの両方を兼ね備えた1曲であることは間違いない。
・ザ・ハウル 『Trail』Official Live Video (2021.05.11《 The Andante Cantabile -ONLINE- 》)
カタカナ表記の“ザ・ハウル”への改名後初のワンマンライブから、楽曲『Trail』のパフォーマンス映像。
同ライブは初めての有料オンラインワンマンでもあり、
同ライブの全編映像は彼らのオンラインストアからも購入可能となっている。
バンドとして、「街中で流れていて心地よく感じられる曲、お茶の間のテレビや
CMなどのBGMで使ってもらえるような曲を作りたい」というモットーがある彼ら。
この楽曲『Trail』は、
「結婚式に呼ばれることが増え、結婚式で流れるような曲がいいと思った」
という考えから生まれた1曲だ。
澄んだ歌声と琴線に触れるメロディーライン、
そして広がりのあるバンドサウンドが生み出す感情を揺さぶるムード。
その中で描かれているのは「紆余曲折あったけど、出会えてよかったよね」という想いだ。
それはまさに結婚式にピッタリで、今後の結婚式の定番曲ともなりうる1曲だといえる。
また同曲はライブでは、友達とかメンバーに出会えてよかったという想いを込めて披露するという。
その時その時で様々な人に当てはめて聴けるという点も、この楽曲の魅力だ。
「コロナの状況次第だが有観客企画とかワンマンもやりたい。
10月はベースの誕生日であり何かイベントできたらいいな」とも話してくれた。
また、12月25日はバンド結成日で毎年イベントを行っており、
昨年は改名発表として原点である2ndLINEにて無料配信ワンマンを実施した。
今年は「改名1周年記念として、有観客ワンマンライブをやりたいな」と考えている。
もしそれが叶わなくても配信か、何か絡めて企画したいとのことで、
2021年後半の活動にも期待は高まる一方だ。
インスタライブや公式ラインも展開しているため、
直接ライブに参戦出来ない方は、そちらを是非チェックしていただきたい。
【Official Site】
【Twitter】
https://twitter.com/osaka_thehowl
【Instagram】
https://www.instagram.com/thehowl_0109/
【オンラインストア】
2021年5月11日開催の、ザ・ハウル初のオンラインワンマンライブ
全編無期限視聴が可能になるQRカードは、こちらより購入可能
【楽曲配信リンク】
『Trail』
『StayTuned』