山口県出身、都内中心に活動中のギター弾き語りシンガーソングライター、照嶌みさき。
1月16日生まれ。
そして短大時代、バンドに誘ってくれた方から、当時コンプレックスだった自分の声を褒めてもらえたことをきっかけに、バンドでギターボーカルを担当。
2020年にはコロナ禍でライブ活動を自粛するも、2022年よりライブ活動を再開している。
・【MV】ボクは君の歌を唄う TERASHIMA MISAKI
「コロナ前に制作に取り掛かった」という楽曲『ボクは君の歌を唄う』。
「地元の先輩ミュージシャンとお酒を飲んでいた時に話が進んでいき、制作に至った。当時はコロナ禍ではなかったが、歌詞の内容は意図せずコロナ禍の心情にリンクしたものとなった」と話すその言葉通り、≪今はとても離れてて語り合えないけど≫≪ボクは君を歌うよ君の歌を唄うよ≫と距離とつながりを感じる1曲となっている。
・【MV】今日が終わってく/照嶌みさき
自然体なMVにも惹かれる同曲は、「子どもの頃は『お酒に頼る大人になりたくない』と思っていた。けれど結局お酒に頼ってしまう私がいる…。そんな心情を表した楽曲」だという『今日が終わってく』。
タイトルだけ見るとダウナーな曲を想像しがちだが、同曲はポップでキャッチーよりの曲だといえるだろう。
明るいサウンド感でなんとも切ない恋の話を歌うのだ。
二人で飲みに行き、家まで一緒に歩いていくような関係性なのに、その恋は叶わない。
なぜなら≪キミの彼女はわたしじゃない≫から。
そんな切ない曲を、明るく歌い上げるから、余計に切なくなってくる。
・照嶌みさき「抱きしめてサヨナラ」リリックビデオ
2022年2月19日リリースの楽曲『抱きしめてサヨナラ』。
ちなみにリリックビデオは自身で初制作しているので、是非そちらにも注目していただきたい。
そんな同曲について彼女は、「歌詞で言うと≪10月のセミ、まるで溺れたように鳴く≫という歌詞は実体験で、この時のセミの最後のひと鳴きと、今の心情がリンクしてできた楽曲」だと話してくれた。
ほっこりするような柔らかいサウンド感と、優しくて愛を感じるような歌声。
ただそれだけで、この二人の関係性が伝わってくる。
良いことだけではなかったかもしれないが、それでもそこには確かに素敵なものがあったはず。
あるいは今もなお、あるはず。
切なさも、温かさも感じる1曲だ。
「しばらくコロナ禍で音楽から離れていた時期があったが、今年は『ちゃんと音楽をしていきたい!』そしてみんなに寄り添う、暖かい曲を歌い続けていきたい」と、2022年の目標を掲げる彼女。
その音楽は、確かに誰かの隣に居てくれるものだ。描かれる物語は、まるで自分の事のように思えたりすることもある。
そんな等身大の音楽に救われる人はたくさんいるはずだ。
是非、Twitterなどをフォローして、これからもその活動をチェックし続けていっていただきたい。
【リリース情報】
2022/2/19(土)発売
【ライブ情報】
2022/3/20(日)@渋谷gee-ge.(ジージ)
↓配信チケット
https://twitcasting.tv/shibuyageege/shopcart/138322
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