歌手を目指してやってきた、新人VTuber兼VSinger白雪りんご。2023年12月16日に初配信を行う。3年ほど前よりVライバーとして活動をしていたが、12月からYouTubeに移行。


もともとは歌い手になりたくてオーディションも受けていたが、そんなところでスタートアップ企業から声がかかり、ヴァーチャルアーティスト事業の企画立案から関わることになり、活動が本格化。


現在の主な発信は歌枠がメインで、雑談やゲーム配信も行っている。幕張メッセでライブをすることを夢見て、毎日歌の練習中。




・【オリジナルMV】アイドル / 白雪りんご【新人Vtuber】



「聴きどころは二番のラップ。ダークなところの歌い方。ボーカルミックスの方にもこだわってもらった。『ド屑』の歌ってみたを出しており、そのミックスと同じ人に依頼。そのダークな部分を出して欲しいとお願いした。最後のフレーズも、いろんな人のアイドルを聴いて研究して、こだわって歌った」。そんな風にコメントをくれた『アイドル』のカバー。


可愛らしさはもちろんのこと、自身の言葉にもあるようにダークな部分も感じさせないといけない同曲は、表現力という部分でも難曲であることは間違いない。さらにいえばリズム感やピッチ感など、表現力だけではなくシンプルな歌唱力という面で見ても難しい1曲だ。


そんな同曲を彼女は、ハッとさせるような表現力と確かな歌唱力で違和感なく聴かせる。特に二番のラップは、自身でも聴きどころというのも納得できる仕上がりだ。きっと多くの人がゾクッとするはず。



・【オリジナルMV】右肩の蝶 / 白雪りんご 【新人Vtuber】



「はじめて自分ひとりでハモリやコーラスを入れた曲。大好きな歌い手の歌い方や編集方法を研究。ずっと依頼したかったミキサーに依頼することもできた。音の豪華さやサウンド全体も意識してもらいたい」と話す一作『右肩の蝶』のカバー動画。


『アイドル』の歌唱では可愛らしさも前面に出ていたが、この作品『右肩の蝶』ではそれよりももっと大人の雰囲気を感じさせる。楽曲の世界観に合わせた表現力の持ち主であることが、よくわかるカバーだといえるだろう。歌声の抑揚にも是非注目していただきたい。


また、ここでもやはり自身の言葉通り、サウンドデザインも特筆すべきポイントだ。歌のスキルをさらに質の高いものに仕上げ、引き込まれるような作品へと昇華している。


・【オリジナルMV】少女レイ / 白雪りんご



「大学生になって、生き方や考え方を変えていこうという意志を込めた。VTuberとしての自分が確率されてきたというイメージを映像で表現。全体を通して映像と歌で楽しんでもらいたい」と紹介する『少女レイ』のカバー作品。


サウンドだけを聴くとポップでトロピカルな爽やかな作品かと思いきや、その実ダークな切なさや儚さを感じさせる同曲。そんな相反するような二つの空気感を同時に描き出すというのが、この作品を歌う際の鍵といえるだろう。


彼女が透明感抜群の歌声で届けるこの作品からは、まさにその相反するような空気感が同時に感じられる。まるで映画やドラマ、小説を見ているような感覚でぐっと引き込まれる作品に仕上がっているのだ。




「どうしてもかなえたい夢は幕張メッセでのライブ。そのために日々の配信活動に力を入れながら、歌関連の企画には積極的に参加していきたい。今年中にオリソンを出したい!」と、この先の目標や夢を明かしてくれた彼女。


その歌唱スキルや表現力に疑いの余地はなく、この先きっともっともっと多くの人にその歌声は届いていくだろう。注目しておいて、後悔することはまずないはず。是非、チェックし続けていっていただきたいVTuber・VSingerの一人だ。