日常の中に覚える不安や焦燥、やるせなさを物語に昇華して歌い、
聴き手の心を惹きつけるアーティスト、システム、オール、グリーン。
徳島県出身、中島みゆきやクリープハイプや大森靖子から音楽的・表現的な影響を受けたという
システム、オール、グリーンは、2015年に「スヌウピイズ」名義で音楽活動をスタートさせた。
もともとバンドとして活動するつもりだったところ、一人で活動していくことを決意。
全国のライブハウス交流イベント「仁義なき戦い」に参加した際に名義を現在の
「システム、オール、グリーン」へと変えた。
その後は活動の拠点を東京・関東に移し、2018年には1st mini album「うたさえ無い」を、
2019年には全国流通盤となる1st EP「NG 集」をリリース。
2021年には「それでも世界が続くなら」の篠塚将行氏をプロデューサーに迎え、
1st+2nd digital EP「生涯/血痕」を2枚同時リリースした。
さらに、その2枚を1枚にまとめた会場限定盤を引っ提げて自身初の47都道府県ツアー
「婚前生活」をスタートさせている。
・MV 明命薄々(めいめいはくめい) 23:28/ システム、オール、グリーン SystemAllGreen MeiMeiHakuMei at November 28rd
1st digital EP「生涯」に収録された「明命薄々(めいめいはくめい)23:28」は、
システム、オール、グリーンの「歌」に注力した楽曲だ。
ノスタルジックでエモーショナルな詞世界から伝わる孤独と不安、そして限りない優しさ。
性別を感じさせない彼の歌声と合わさって、聴き手を確かな温かさで包んでくれる。
MVもこれまでは攻撃的な作品が多かったというが、この曲ではただ歌う彼の
「表情」にフォーカスを当てたシンプルなものに仕上がっている。
プロデューサーの篠塚将行氏がこの映像の撮影まで手がけたそうだ。
・47都道府県ツアーをやるけろけろけろっぴ。(+アルバムトレーラー)
47都道府県ツアー「婚前生活」について語るシステム、オール、グリーンを映したこの動画では、
同時リリースしたEPのトレーラーと合わせて作品とツアーについて知ることができる。
等身大の言葉で語られる彼の言葉に注目してほしい。
ツアーは5月下旬からスタートしており、8月31日には下北沢club Queで
ツアーファイナルワンマンを予定している。
ぜひ足を運んで、その歌と思いを直接受け取ってほしい。
ツアーファイナルワンマンという大きなチャレンジも、自身の活動における「ひとつの階段」
と考えているというシステム、オール、グリーン。
ツアーのラストをしっかりと飾るため、着実に歩みを進めているそうだ。
音楽の軸には「人に愛してほしい」という気持ちがあり、幸せになるために音楽をやっていると語る彼。
その生き様のストーリーをこれからも見守っていこう。
【Twitter】
【イベント情報】
システム、オール、グリーン初単独公演