2014年12月3日より大阪を拠点に全国に向けて活動を開始したバンド、ザアザア。
中毒性のある楽曲と独自のコンセプトで、着実に動員を伸ばす。
2017年からは、より活動の幅を広げる為に活動の拠点を東京に変更。
2021年4月に、過去最大キャパシティのKT Zepp YOKOHAMAでのライブを成功させる。
さらに2021年7月に日本テレビ『有吉反省会』にゲスト出演。
『はなまるうどん』とのコラボ企画もオンエアされて話題をさらうなど、『中毒者』(ファンの呼称)はますます増殖中。
・【公式】ザアザア「五月病」MusicVideo
五にまつわる話を集めた五曲入りのミニアルバム『五月病』のタイトルトラック。
2021年テレビ朝日系全国放送『BREAK OUT』の5月度エンディングトラックとしても採用されていた。
『五月病』は、そのタイトル通り、
≪五月病がやってきた 今年もまたやってきた 憂鬱になってきた だるいだるいだるい≫
と歌う1曲だ。
文面だけ見るととてもダウナーな雰囲気だが、サウンドには力強さがあり攻撃的。
そしてラップ調でリズミカルに言葉が展開されていくから、欝々しいのにどこかポップさがある。
現代においては、こんな欝々しい気持ちを抱えてしまうことは珍しいことではないだろう。
そんな気持ちとリンクしながら、それを抱えながらもなんとか生き抜いていくために
力を貸してくれそうな、あるいは過剰な力を抜かせてくれそうな1曲だ。
・【公式】ザアザア「冷凍人間」MusicVideo
2020年リリースのシングル『冷凍人間』の表題曲。
2020年テレビ東京系『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』の12月度エンディングテーマ。
≪凍りつく世界 もう二度と 恐れないでゆこう 凍えそうな夜を燃やすのは 僕だ 僕だ 僕だ≫
と歌う、前進力の高い1曲。
その前進力は、綴られる言葉だけではなく、その歌声やバンドサウンドからも感じられる。
オルタナティブロックやギターロックの要素が色濃い、鋭いバンドサウンドは実にパワフルで、
弱さも描きながら感情的に歌い上げるボーカルは心に触れる。
音から歌から言葉から、様々な角度から心に刺激を与えてくれる1曲。
・【公式】ザアザア「マザレナイ」 MusicVideo FULL
2018年8月リリースのシングル『マザレナイ』のタイトル曲。
印象的なギターリフを届かせたかと思えば、
そのギターを含めたバンドサウンドは突如ダンサブルになったり、
時に耳に残るメロディーラインを印象的に装飾したりもする。
さらにはジャジーに変化したり、スラップが鳴り響く
ミクスチャー感の溢れるサウンドになったりと、
一つの楽曲の中で様々なサウンドを聞かせる1曲だ。
それでいてその全てにまとまりがあるので、突拍子もない違和感を覚えることもない。
もちろん音の変化にハッとする瞬間は多く訪れるものの、それが嫌な違和感とは全くなっていないのだ。
そんな巧みな音構成に、バンドとしての質の高さが感じられる。
この2021年の活動について
「コロナ禍ではあるが感染予防対策をしっかりと行いながら全国ワンマンツアーを行った。
そして、皆様を飽きさせないために、定期的にリリースを行ない、エンタメをお届けし続けている」
と話してくれた。
確かな音楽性と独自の世界観、そして抜群のポップセンスを持つ彼ら。
そんな彼らが10月には4年ぶりとなるオリジナルアルバム『失敗作』をリリース。
まずはそのリリースやそれに伴うツアーに注目だ。
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