「歌にダンスにアクションに、何でもやります!」


特撮大好きな元地下アイドルVtuber、東堂ぴの。

“一生アイドルをやりたい”という夢を叶えるために、2021年3月より活動を開始。


bilibiliをメインに活動を展開しているが、2022年からは国内向けにYouTubeでの発信にも力を入れている。

主な活動内容は歌配信、ゲーム、雑談など。


自身は中国語を話せないが、中国のリスナーさんがリアルタイムで翻訳してくれたりしている。
ワールドワイドなコメント欄も一つの特徴。





・【演奏してみた】劣等上等【バンドアレンジ】



「アイドルになる前は、ずっとバンドのボーカルとして活動をしていました」という彼女。そんな経験から「バンドアレンジにしよう」と思い立ち、実行。「バーチャルな存在だけどバンドの良さもみんなに知ってもらいたい!生演奏の良さ、実際に演奏している人たちのカッコよさを知ってもらいたい!」という思いも込められた作品だ。


『劣等上等』をカバーするに至ったのは、「曲がかっこいいのはもちろんのこと、自分自身が器用な方ではなく不器用なタイプで、根性論で色々やってきた。配信の中でも悔しい思いをしたりしたけど、ここまで根性で頑張ってきた。そういった気持ちがこの曲にとてもリンクしていたから」とのこと。


バンドサウンドの迫力と、それに負けないロック色の強い歌声。楽曲の力強さに負けないボーカルとサウンドで、聴いているとどんどんと高揚していくカバーに仕上がっている。


「何事に対しても妥協はしたくない、負けず嫌いな性格で、こだわりすぎてレコーディングに15時間かかった。喉が1週間くらい潰れた。限界まで挑戦した歌声を聴ける作品」というのも納得の、ハイクオリティな1作。


また、かっこいい声だけではなく可愛さが溢れる声も出せるという彼女の魅力がよく分かるというのも、この作品のポイントだ。



・【お誕生日記念】誇り高きアイドル【新人Vtuber】



元地下アイドルVtuberである東堂ぴの。

そんな経験もあって、この楽曲『誇り高きアイドル』は、彼女の気持ちと歌詞が強くリンクする。


「アイドル時代、仕事と並行しながら活動を続けていたけど、人間関係のごたごたも重なり、重度のうつ病になってしまった。それでも、アイドルをやりたい気持ちが強かった。そんな時にVtuberの存在を知り、バーチャルだったら場所も年齢も問わずに一生活動していけるのではないかと思い、バーチャルアイドルになろう!と決めた。Vtuberになった目的をあらわしている楽曲。原点、再スタートという気持ちで歌った」と話すように、強い気持ちが込められている作品だといえるだろう。


感情がひしひしと伝わる、表情が見える歌声に、思わず心が震える。聴けばきっと、たくさんの人の心に届くはずだ。


ちなみに同作は動画も全て自分で作っている。実際に彼女が地下アイドル時代に使っていた私物などが映っているというのもポイントなので、是非チェックしてみていただきたい。


・【日本語・中国語】最炫民族风【歌ってみた】



中国の楽曲で、中国内では国民的に有名だという楽曲『最炫民族风』の歌ってみた動画。


「中国語の楽曲を歌ったことはなかったが、1年以上中国のファンの皆様に応援していただいていたので、感謝の気持ちを込めて、初めて挑戦して歌ってみた」と話す作品だ。中国の春節の時期に発信しているということからも、そんな彼女の思いが伝わってくる。


もちろん、1番を日本語訳、2番を中国語で歌っているというその努力からも、その思いは伝わる。中国語を話せるわけではないのに、発音も頑張って覚え、手探り状態で収録。そんな努力や思いは向こうのファンの方にも確かに届き、「実際に発表してみて中国の方々が褒めてくれた!」という。


あまり耳なじみのない独特のサウンド感とメロディーラインというだけでも大変なのに、中国語も違和感なく聴かせているところに、人間的な魅力だけではなく、彼女のボーカルとしての質の高さも感じられる。




この先の活動について「自分らしいアイドルソングを作りたい!そして3Dになってオリジナルソングを歌って踊ってお届けしたい。ライブに向けていまは筋トレなど体力づくりを頑張っています!」と話す彼女。


特に3Dでやりたいことがたくさんあるそうで、「3D化は必ず叶えます!」と意気込んでいる。


また、合わせてその他アピールポイントを尋ねてみると、「仮面ライダー、スーパー戦隊、ゴジラやガメラなどの特撮オタクです!ガチ寄りのオタクなので、趣味の合いそうな方はぜひ配信に遊びに来てほしいです。あとは、どんなことも気になることは身を削ってでもやってみる精神で挑戦します!」と答えてくれた。


個性もあり、クオリティも兼ね備えている彼女を応援するのは、きっと楽しいだろう。

ぜひ応援してみていただきたいVtuberの一人だ。