"ストレンジでポップ”な楽曲を武器に、音楽事務所・最南端トラックスで2020年10月に結成された今注目の6人組アイドルグループ、yumegiwa last girl。
・yumegiwa last girl - 夢際 (Official Music Video)
「元々3人の時に、デビューして初めて出した曲で、ライブでも盛り上がる楽曲になっている」という楽曲『夢際』。
切れ味鋭いロックサウンドと、逆光の中で踊る姿が印象的な作品だ。そのスピード感と、儚げな歌声の相性が抜群で、何ともエモーショナルな雰囲気になる。
また、「メンバーの顔は見えないけど、おじさんが暗いところでニヤッとしているMVになっている」と話す通りの怪しい雰囲気もあって、もっと深掘りしたいと感じさせる。
・yumegiwa last girl - 夏の逃避行 (Official Music Video)
そのタイトル通り、「夏をテーマにした楽曲なのでこれからのシーズンに聴いてほしい」と話す楽曲『夏の逃避行』。
軽やかなシティポップの雰囲気と、モダンでやはり鋭利なロックサウンドをうまく融合させており、そのサウンド感からは夏の雰囲気が伝わってくる。しかし描かれているのは「一夏の恋をうたう歌詞が切なくて好き」との言葉通りの、切なげな恋模様なので、夏は夏でも暑苦しいものとは少し異なる。いうなれば夏の終わりの空気感だろう。その空気感が、たまらない。
・yumegiwa last girl - システマティックロマンス (Official Music Video)
2022年1月リリースのシングル曲『システマティックロマンス』。
「ライブの演出でも激しく、爆音でお届けできていると思う。1年活動してきて初めて全国流通した曲なので思い入れがある。ちょうどこの時に衣装も新調した」と話すなど、彼女たちにとっても一つのターニングポイント的な楽曲だ。
サウンド的にも、やはり鋭利なロックサウンドが際立ってはいるものの、シリアスなラップ調のパートもあったり、センチメンタルなサビのメロディーラインが美しかったり、様々な表情を感じさせる。
1曲の中で彼女たちの様々な魅力に触れることが出来る1曲だといえるだろう。
さらに「10月16日の2周年ワンマンライブが大きな節目になるので頑張っていきたい。今年はより多く人にたくさんの方に知っていただけるような機会を広げていきたい。そして、アイドルファンだけではなく、さまざまな層の音楽ファン・お客さんに聴いて頂きたい」とも話してくれた。実際日本のロック好きにはかなり刺さる部分があるのではないだろうか。
この先の目標は「TIFに出ること」。きっと彼女たちであれば、そこまでまっすぐに進んでいくだろう。
両A面シングル「形/システマティックロマンス」好評販売中
2022年10月16日 ワンマンライブ@恵比寿LIQUIDROOM