Nanao(コンポーザー・アレンジャー・ボーカル・ギター)、 Youli(ドラム)、 Chio(ピアノ)
からなるクリエイターチーム、Teary Planet。
VOCALOID楽曲の投稿をメインとし、セルフカバーや株式会社フロンティアワークス(CeViO)への楽曲提供、
さらにソニー・ミュージックエンタテインメントとの共同プロジェクトに参加するなど幅広く活動中。
繊細で透明感・疾走感のあるバンドサウンドと、青空・夕空をイメージしたくなる世界観で 10代~20代を中心に支持を集めている。
2019年9月、オリジナル楽曲『懐色、虚色』の投稿から活動を開始。
2020年4月、ボカロ楽曲として『コペルニクス的転回』を初投稿、2021年8月時点で 40万再生を数える。
2020年10月には、1st Album『空の終点』をリリース。
さらに2021年5月、『アランスミシー』でボカコレ総合3位入賞。
YouTubeチャンネル登録者数も 3万人を突破している(2021年8月時点)。
・アランスミシー / Teary Planet feat. flower
ボカコレ2021年“春”にて、2000以上のエントリー楽曲の中から3位に選ばれた楽曲『アランスミシー』。
“目に見えている事象や物事は全て誰かの思惑や意図に沿って作られたものでしかない。”
というテーマを掲げ、ダークな世界観をイメージして作り上げていった1曲だ。
掲げるテーマのメッセージ性や≪所詮は張りぼての虚像≫といったパンチのある言葉選びが心にささる。
そして何より同曲は、サウンド作りが巧みだ。
テーマや言葉選びの強さに負けない力強いバンドサウンドをベースに、ジャズの要素を織り交ぜている。
その軽やかなジャズのムードが何ともシニカルなムードを生み出し、描かれるテーマや言葉を届きやすくしているといえる。
ボカロシーンにあまり明るくない人も、きっとこの楽曲には惹かれるものがあるだろう。
そう思える1曲だ。
・空の終点 / Teary Planet feat. Rana
青をイメージした疾走感に溢れる1曲『空の終点』。
豊潤な歪みを伴って鳴らされるギターサウンド、そこに彩度を加えるピアノの音色、加速度をプラスするドラムとベース。
そして伸びやかでキャッチーで、でもセンチメンタルな響きがあるメロディーライン。そのどれもが琴線に触れる。
それは≪続いて行く不十分な未来で 後悔も意地も憧れも全部まだ持っていたんだ≫
≪選んで着いたこの場所こそ 嘘偽りのない理想だって きっと信じたい≫とうたう歌詞の世界観も同様だ。
人は何かに挫折したり、後悔したりしながらも、それでも何処かや何者かを目指していたいもの。
いつかの自分、あるいは現在の自分とリンクして聴ける人も多いだろう。
・夕明藍隔つ / Teary Planet feat. さとうささら
2021年8月5日発売の“CeVIO AI さとうささら”、公式デモソング『夕明藍隔つ』。
疾走感を煽るようなギターリフが印象的な楽曲だ。
もちろんその疾走感はギターリフやギターサウンドだけではなく、全体のバンドサウンドにも表れている。
そしてこの楽曲では特に、ピアノの存在感も濃い。
瑞々しい音色で随所に煌めきをプラスしている。
高い疾走感と、まるで光の粒のような音色のピアノが織り交ざると、そこに生まれるのは“青春感”。
≪迷いながら続いていくこの日々で 僕はまだあの頃と同じまんま≫
と歌う歌詞や、全体に香る夏の終わりのようなムードもまた然りだ。
ボカコレ2021年“秋”に、優勝を目指して参加予定だというTeary Planet。
さらに「2枚目となるフルアルバムを制作中なのでリリースを楽しみにしていてください」というコメントもくれた。
アルバムのリリースや、ボカコレ秋など、その精力的な活動で、今後ますます注目度が高まることは間違いない。
そんなTeary Planetは、今チェックしておくべき存在だ。
Teary Planet:https://twitter.com/Teary_Planet
Nanao:https://twitter.com/Nanao_TP
Youli:https://twitter.com/dryouli
Chio:https://twitter.com/chio723
【YouTube】
https://www.youtube.com/channel/UC49assuwDKpORpcjktUH0bg
【Instagram】