ROCKとBASS MUSICをルーツに様々なジャンルを融合させた新感覚エレクトロロックバンド、THE GAME SHOP。

2008年に結成されたTHE GAME SHOPは、KIMITO(Vo)、McD(Manupilattor)、KENJIRO(Gt)、YUKIO(Dr)の4人体制で活動。従来のロックの枠にとらわれない表現スタイルと激しいライブパフォーマンスで注目を集めてきた。

バンドセットだけでなくDJセットでも活動しており、これまでに台湾、香港、マレーシア、シンガポール、タイ、ニューカレドニア、フランスなど世界各地を舞台に、ライブハウスやクラブ、大型野外フェスなどさまざまなステージに立ってきた。

2017年にはPENDULUMの来日公演をサポートし、2019年にはニューカレドニア、2020年には初のヨーロッパ圏でのフェスにも出演。また、2016年にはプレイステーション4ゲーム「LET IT DIE」に楽曲提供を行うなど多方面で実績を重ねており、ロックファン、クラブファン、ゲームファンと幅広い支持層を確立している。

さらに、「Fuji Rock Festival」に出演し話題を呼んだ女性シンガー・SARMをはじめ他アーティストのプロデュースも手がけるなど、ますます活動の幅を広げながら話題を呼んでいるバンドだ。

2021年6月に公開されたばかりの「SIGNAL」は、NYFのAJとフューチャリングしたナンバー。

他アーティストとコラボして楽曲を公開する自主企画「CROSS GAME」の第三弾作品だそうで、コロナ禍の緊急事態宣言中ということもあり、楽曲からMVまで全編フルリモートで制作した挑戦的な作品となっている。

ロックとドラムンベースを融合させたアグレッシブなサウンドの中に込めるのは、コロナ禍の現状について思う彼らの「SIGNAL」。特殊な時代だからこその強烈なメッセージを放つ一曲としても必聴だ。

https://open.spotify.com/track/1ZgSt3vVzhZNUu6xB19QVi?si=6df6900a42574706

最初に緊急事態宣言が発令された2020年に制作された楽曲「Save Me!!」には、世間全体に戸惑いが広がる中で、タイトル通り「俺たちを救い出してくれ」という意味が込められている。

その一方で「この状況をみんなで打破していこう」という希望のあるメッセージもあり、トラップのリズムをロックに落とし込んだ強烈なサウンドも合わさって、印象に残るキラーチューンに仕上がっている。

THE GAME SHOPらしい個性を見せる攻めの一曲として聴いてみてほしい。

https://open.spotify.com/album/13kmfT9rP2omA1z2ekt4TI?si=adyaMN8XTkihc4Ub7hOssQ&dl_branch=1

2019年10月にニューカレドニアのフェスに出演したTHE GAME SHOP。その際に得たインスピレーションを落とし込み、楽曲として昇華したのがこの「Throw Back」だそうだ。

いい意味で緩い空気が流れ、チルい雰囲気を感じ取ったというニューカレドニアの風景や日々。メンバー曰く「人生が変わるくらいの体験」だったそうで、その体験を反映したこの曲もTHE GAME SHOPの中では変わった面を持つナンバーに仕上がっているという。

アッパーなロックソングとはまた違ったかたちで彼らの表現力を感じさせる一曲として注目しよう。

https://open.spotify.com/album/31LylYpDRtVJSlcqt4Npw3?si=wuQkFvt4RMisX4aPw6g1LA&dl_branch=1

コロナ禍の影響もあり、ヨーロッパツアーをはじめ多くのライブが延期を余儀なくされているというTHE GAME SHOP。今後はそうしたライブについて、リベンジを行っていきたいそうだ。

また、新たなアルバム制作も進めているそうで、次作では「日本人がヨーロッパに仕掛ける音楽」を意識して挑戦していくという。今後さらに勢いを増していくであろうTHE GAME SHOPに、ますます要注目だ。

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