オルタナティブロックを軸に多彩なジャンルのエッセンスを取り入れて独自に昇華し、
新鮮かつアグレッシブな音楽世界を見せるバンド、MEMEMION(ミームミオン)。
メンバーは坂本遥(Gt. Vo.)、キュアかいと(Gt.)、桑久保誠(Key.)、
小栢伸五(Ba.)、竹村仁(Dr.)の5人。
エドガー・サリヴァンのギタリストとしても知られる坂本を中心に2021年3月に結成されたMEMEMIONは、
バンド名に「生み出したサウンドが“ミーム”のように世の中に拡がってほしい」という思いを込めているという。
当初はソロプロジェクトでの活動も考えたという坂本。
しかし「自分の頭の中で描いている曲や活動をいい意味で裏切りつつ
実現していくためには、バンドを結成する必要性がある」と感じ、
普段からの音楽仲間であるメンバーに声をかけたことでこのバンドが結成されたそうだ。
始動直後の2021年4月には最初の楽曲「ひこう-せん【飛行船】」のMVを公開し、
さらに6月には2曲目「Prophet Song」を発表。
耳の早い音楽ファンの間ですでに話題を呼び始めており、今後要注目のバンドとなっている。
・MEMEMION - ひこう-せん【飛行船】 Music Video
MEMEMIONの活動の幕開けを飾った一曲「ひこう-せん【飛行船】」は、
このバンドで最初に作られた楽曲だという。
見どころは何と言っても、各メンバーのプレイヤーとしての個性が
色濃く詰め込まれて強烈なインパクトを見せるイントロだ。
ブルース色の強いギターリフ。
力強く、それでいて心地よく刻まれるドラムのバックビート。
ジャズやエレクトロの要素も感じさせるキーボードのフレージング。
それらをまとめ上げながらも自在にうねるグルーヴィーなベースライン。
彼らが「バンド」である意義をこれでもかと見せつけ、
MEMEMIONのポテンシャルを聴き手に叩きつけてくる。
エドガー・サリヴァン等でのギタリストのイメージが強い坂本も、
ボーカリストとしての個性をしっかりと感じさせるアグレッシブな歌唱を披露。
バンドの主軸を成しながら、フロントマンとしてのカリスマ性を感じさせてくれる。
「刹那」の輝きを感じさせる感覚的な詞世界と併せてじっくりと聴き入ってほしい。
・MEMEMION - Prophet Song Music Video
名シンセサイザーとして知られるProphetをバンドに取り入れたことをきっかけに、
そのサウンドを前面に押し出して制作したという楽曲、その名も「Prophet Song」。
繊細なアンサンブル構成や緩急豊かで壮大な曲展開が、
「ひこう-せん【飛行船】」とはまた違ったかたちで
MEMEMIONというバンドの表現力の高さをうかがわせるミディアムナンバーだ。
巧みに楽曲全体の空気感を作り上げるProphetのサウンドはもちろん、
深く歪みながらエモーショナルな抒情を生み出すギター、
タイトな中にもさまざまな技巧を含ませるドラムなど、
各プレイヤーが圧倒的な実力を見せつけている。
また、最近は「自分の声質と真正面から向き合っている」と語る坂本は、
今は自身の声の持ち味を自然と活かすような表現スタイルを確立できてきたと感じているという。
洗練されたアンサンブルの中心で叫ぶ彼の声にも注目だ。
「自分達のめざす音楽、クリエイションを妥協しない活動をずっと続けていきたい」
と活動スタンスを語ってくれているMEMEMION。
現在は楽曲制作を進めつつライブを中心に活動しており、音源はライブ会場限定CDとして
リリースしているそうだ。
ぜひライブ会場に足を運んで、彼らの生演奏の熱量を受け取り、CDを手に取ってほしい。
バンドとして今後さらに勢いを増していくであろうMEMEMIONから、ますます目が離せない。
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