関西を中心に活動しているシンガーソングライター、ウエダケイタ。
弾き語り・バンド形態など様々なスタイルで、ライブハウスはもちろん
ストリートなど場所を問わず勢力的にライブを展開。
フェスやサーキットにも多数出演し、ワンマンライブでは
100名を超える動員を記録するなど注目を集めている。
多彩な楽曲、メロディーに乗せて、心の奥底に寄り添う歌詞の世界観は、
聴く人の"寂しさ"や"不安"や"迷い"、すべての感情を肯定する。
・【MV】ウエダケイタ「Ember」
2021年4月にリリースとなった楽曲『Ember』。
3ヶ月連続CDリリース企画の第一弾となるシングル曲だ。
「今まで特定の誰かに向けて曲を書いたことはなかったが、経験を積んでいくなかで、
もっと自分のパーソナルな部分を出しても、聞いてくれる人はその人自身の受け取り方で
ちゃんと昇華してもらえるものなんだな、と思うようになった」と話す彼。
そう思うようになったきっかけが、知人アーティストとの別れを歌ったこの楽曲だ。
≪さぁ 新たな道へ 歩きだす君を いま見送るよ≫
≪もしも迷ったときは 光よりも速く 君に会いにいくから≫
と、寂しいだけではなく明るく、見送る側の気持ちを描く。
そんな世界観と、緩急のあるサウンド、さらには
どこか90年代の雰囲気を纏っているメロディーラインに、ぐっとくる。
「A・Bメロの暗いところから、サビになってリズムもハーフになり、
コード進行もメジャーに変わるというアレンジをしている」
というのも一つのポイントで、それによってサビで一気に明るいところへ、
ぱっと開けるようなイメージが生まれている。
・【MV】ウエダケイタ「シンクロナイズドファンファーレ」リリックビデオ
約2年前に制作したという楽曲『シンクロナイズドファンファーレ』。
2019年に大阪にて同タイトルのワンマンライブを開催した彼。
そのワンマンには、「今まで応援してくれた人たち、スタッフ含め、
みんなで一つのものを作り上げたい」というテーマがあった。
『シンクロナイズドファンファーレ』はライブのタイトルとして先行であったもので、
そのライブのテーマ曲のようなイメージで作り上げたという。
高い疾走感を放ちながら突き抜けていくサウンド。
エネルギーを感じる歌と言葉たち。
どこかドラマチックな響きを持つメロディーライン。
その全てが心を持ち上げてくれる。
「ライブでも重要な楽曲な位置にくる、パワーのある楽曲」
と話すのも納得の、珠玉の1曲だ。
・【MV】ウエダケイタ「それだけで」リリックビデオ 弾き語り
ライブを行う際には主として弾き語りで演奏する彼だが、
MVにおいてはバンドメインのものを発表してきた。
この作品『それだけで』は、弾き語りのMVとして初めて発表したものだ。
「元気を出したい時に聴く曲、悲しい時に聴く曲など、さまざまな場面で音楽には役割がある。
それを考えるようになったときに、自分の役割として、弾き語りにもっと力を入れてやっていこうと思った」
と、この楽曲を送り出した心境を明かしてくれた。
描かれているのは、
≪君と生きる明日 それだけで僕は今日も歌えるんだ 君の帰り道が少しでも寂しくならないように≫
≪多くは救えなくても 君が笑ってくれたら もう それでいいや≫
という、ライブに来てくれる人への真っ直ぐなメッセージ。
そこには「ライブが終わって帰り道で思い出して、優しい気持ちになって欲しい」
との思いが込められている。
「ライブの中で歌詞をしっかり伝えたい。それだけじゃなく、
ライブというその空間を思い思いに楽しんでもらいたい」というそのライブで、
是非この楽曲を堪能していただきたい。
「ずっと音楽を続けていきたい。長く続けていくうえで、
変わる部分と変わらない部分があるが、根本にある思いを忘れず続けていく」と話す彼。
「自分の歌詞の世界観に星や月、空といったものがあって、
プラネタリウムでライブをやってみたいと、昔から思っていた。
とあるきっかけで、今回実現することとなり今はこれに向けて全力で準備中」だという。
そのワンマンライブは弾き語りのものになるのが、
「また近いところでバンドスタイルでのワンマンライブも行いたい」
という考えもあるので、両方参戦してみるのもおすすめできる。
また、「制作も進んでおり、年内にでも作品のリリースがある」とのことなので、
そちらもあわせて楽しみに待っておこう。
【サブスクリプション】
https://www.tunecore.co.jp/artists/keita-ueda
【YouTube】
https://www.youtube.com/user/k31ta0625
【web shop】
【ライブ情報】
2021/09/25(土)
ticket:3,000円