ギタリスト、ソングライター、シンガーなど幅広く活躍するアーティスト、並木瑠璃。

2歳の頃に父に教えられてギターを始めたという並木瑠璃は、小学生のときに

「さんまのSUPERからくりTV」で天才ギター少女として取り上げられ、一気に全国的な知名度を獲得。

2008年、11歳のときに「学園天国」でメジャーデビューを果たした。

その後も映画「クローズZERO II」の音楽に参加したり、大河ドラマ「天地人」に子役として出演したりと、

幅広く実績を重ねた彼女。一方で学業にも励み、2020年3月までは明治大学文学部文芸メディア専攻に在籍していた。

在学中からアーティストとして、作曲家として活躍し、現在はフリーのプロミュージシャンとして活動。

今後のさらなる躍進が期待される気鋭のニューカマーだ。

2021年7月から、ベーシストのTakuma SatoとともにユニットLoiroでの活動をスタートさせた並木瑠璃。

凄腕のプレイヤーとして知られる二人の圧倒的なテクニックが織りなす

エモーショナルなアンサンブル、そして力強く芯の通った男女ツインボーカル。

そこへ決意の込められた詞世界が合わさることで、凄まじいインパクトを感じさせてくれる。

始まりを告げるアグレッシブなキラーチューンとして必聴だ。

島村楽器のオリジナルギターブランド「HISTORY」の新シリーズ・HISTORYスタンダードのサウンドチェック動画では、

ギタリストとしての並木瑠璃の表現力が惜しみなく発揮されている。

エモさが際立つフレージングからクリーンサウンドでのメロディアスなアルペジオまで、彼女のテクニックと、

いい意味でクセのない名ブランドとして知られるHISTORYの技術がうまくかみ合っているのが分かる。

田中圭の主演映画「mellow」で、シンガーソングライターとして主題歌の「花になる」を提供した並木瑠璃。

楽曲自体は小学6年生の頃に作ってあったもので、歌詞はメガホンをとった今泉力哉監督ともディスカッションを重ねながら、

映画に合わせて新たに書き下ろしたという。

恋愛映画の名手として知られる今泉監督と、実力派俳優としての地位を確立した田中圭。

彼らの生み出す世界観と、バラードでじっくりと聴かせる並木瑠璃の繊細な音楽世界の融合を体感しよう。

過去にはテレビでのピックアップやメジャーデビューで注目を集めた彼女だが、

今後は成長した自分自身の力でバズを引き起こし、知名度を高めていきたいと考えているという。

そのためにも、幅広くジャンルに捉われない楽曲作りを意識しているそうだ。

シンガーソングライターとして、ギタリストとして、さらには作詞作曲家や音楽講師としても活躍する

並木瑠璃から、ますます目が離せない。