東京都出身のシンガーソングライター、GO。
現役大学院生であり、高校教員でもある。
学生時代、プロバスケットボール選手を目指し強豪校でプレイするが、怪我によりプロを断念。
その後、大学で選手権監督としてバスケットボールを続けるも、21歳から楽器を持ち音楽をはじめた。
大学院生であり教員でもあるという肩書きの中、今年度から本格的な音楽活動を始める。
現在はメジャーデビューを目指して、2年間で100公演のLIVEを行う『百戦錬磨LIVEプロジェクト』を実施中。
・アスナロ 〜パラリンピックアスリートに捧ぐ〜:GO
パランピックのアスリート選手に向けて作ったという楽曲『アスナロ』。
中止しろという意見があったり、時には参加する選手たちにその矛先が向いたりと、
色々な意見がある中で開催された東京オリンピック・パラリンピック。
彼はそれに対して「アスリートの人達にとっては数少ない舞台であることを分かって欲しいと思った」という。
そんな思いから、自身を含めた夢を追いかけている人達に対して、「今の状況に惑わされずに進んでいって欲しい」
「辛い時でも大きな目標に突き進んでいるという事を忘れないでほしい」というメッセージを込めたこの楽曲が生まれた。
まるで鼓動のように、気持ちを高めるように鳴り響くリズムと、
心の深くからじんわりと持ち上げてくれるようなサウンドとメロディーライン。
そして力強い言葉。その全てが、折れかけた心や沈みかけた気持ちを支えてくれる。
込められたメッセージを、音や言葉、リズム、その全てで届けてくれる1曲だ。
8月にリリースされた『アスナロ』は夢を掴むために音楽の道を歩んでいくと覚悟を決めた僕がその思いを込めた楽曲で、
オリンピックやパラリンピック開催において多くの意見がある中、夢を追い続けてきた人や夢を追うことに
迷いを感じている同志たちへのメッセージを綴りました。
・存在価値 : go
俳優・三浦春馬氏が亡くなった時に作ったと話す楽曲『存在価値』。
「その当時はたくさんの方が亡くなってしまった時期だったと思っていて、そんな時期に
『ちょっと今から仕事やめてくる』という映画を見て思うことがあり、三浦春馬さんの件も相まって作った」という。
そんなこの楽曲に込められているのは「生きていて大変な方に向けての、
もっと先にある些細な幸せな事を見つけていこう」というメッセージだ。
≪こんな世の中にでも幸せのカケラが散らばって集まってる それ求めて生きてこう≫と、
真っ直ぐにそれを伝える言葉が、突き刺さる。
切実なムードも、あるいは寄り添うようなムードもある歌声でその言葉を届けるから、
それがより届きやすくなっているということもあるだろう。
映画『ちょっと今から仕事やめてくる』をモチーフに製作した楽曲で、社会で起きていることや日本で起きていること、
全ての不安や怒り、そして希望を1曲にまとめた作品です。
・You and I : go
自身の兄が結婚することとなり、それをきっかけに書いた楽曲『You and I』。
「歌詞に含んだ境遇は、同じ状況だったら共感できる部分が多いと思う。自分のコミュニティは家族のようなものだが、
身近な人の結婚はそんな中に新しい人が入ってくるということ。大事な人の大事な人であれば大事にできるよねという事を歌っている」
と話す1曲だ。
兄への想いは、その歌と言葉に確かにのっている。
愛を感じる、染み入るようなメロディーラインもまた然りだ。
そんな音と歌、そして言葉で届けられる想いに触れて、聴いていると自然と泣けてくる。
実際兄でなくとも、誰しもに≪君なしでは今の僕はいない≫という存在はいるはず。
聴けばきっと、そんな誰かを思い浮かべることだろう。
2020年4月にYouTubeにて発表されたこの楽曲は、僕が音楽の道に進むきっかけになった楽曲です。
親族の結婚という、大切な人の幸せやその人へのこれまでの感謝、そして家族が少しずつ増えていく
という幸せを感じながら製作した作品です。
10月の終わりにはニューシングル『モノトーン』をリリース。
さらに12月にはアルバムを作る予定とのことなので、まずはそんな新作の続報を楽しみに待っておこう。