個人VTuberグループ Date+Links! 2期生、小鈴(シャオリン)。

音楽ユニット『Ne0N S1GN』のVo.としても活動。


YouTubeでは、2019年10月に楽曲『阿吽のビーツ』のカバーを投稿したのが初めての発信。

2020年8月にはオリジナル楽曲『Ambivalence』も発表。
歌メインで活動しつつ、ゲームや雑談配信なども行っている。


薬学専攻というのも一つの特徴で、Date+Links!のオーディションに受かってからパソコン等を揃えたということからも分かるように、実は勢いで活動を開始した。




・阿吽のビーツ/小鈴(cover)



初投稿の作品『阿吽のビーツ』のカバー。


「最初は楽曲自体のよさに惹かれたが、聴き込んでいくうちに歌詞にもすごい引き込まれた。阿吽のビーツの2人の登場人物に、Vtuberとして活動する自分と、1ファンとしてVtuberコンテンツを楽しんでいる自分、そんな二面性を持つ自分がリンクした」と、自分自身を投影しながら届ける1曲だ。


小鈴というシンガーは、透明感の高い繊細な歌声の持ち主だといえる。音数があまり多くなく、独特の和風感が漂う同曲では、その繊細さがよく発揮されている。その歌声の魅力をこれでもかと感じる作品。



・【オリジナル曲】Ambivalence/小鈴【VTuber】



当時の活動に関しての想いや、小鈴自身についてを詰め込んだオリジナル楽曲『Ambivalence』。様々な顔を持つ小鈴の“両価性”をテーマに制作された。


クールな雰囲気で届ける歌声はやはり繊細だが、その中に確かに力強さもある。それはまさにAmbivalenceといえるものだろう。ダウナーなムードと、そこからの解放感を覚えるサビというサウンド感も同様。


テーマを確かに表現する音と歌声の表現力に、魅了される1作だ。


≪まだ終わらせない 辿り着け まだ見ぬ世界へ 終点の町へ 走り続けて 自由まで あと少しだから 時を壊せ 今≫と歌うその歌声に、勇気をもらえる人も多いのではないだろうか。


・贅沢病/小鈴(cover)



2022年3月発表の最新の歌ってみた作品『贅沢病』。


「これを見つけたときからずっと、自分の心境にとてもマッチした。歌を歌うことは好き。それは間違いないが、一方でどこかで人と比べてしまったり、自分のクオリティに満足できなかったり、そんな心を抱えていた。そんな中でこの楽曲を知り『ああ、自分も贅沢病だったんだな』というふうに感じることができた。なので、結構特別な楽曲」と話す1曲だ。


自身の想いがしっかりとリンクしているということもあり、その歌声と楽曲のサウンド感は絶妙にマッチする。自身のオリジナル楽曲であるかのように、的確に世界観を表現し、その中に聴く者を引き込んでいく。


何度も聴きたくなるようなカバー作品。




「いつかはライブイベントに出演してみたい。なので、オリジナル曲も増やしていきたい。特にクラブミュージックなどを作っていきたい」と話す彼女。


彼女の繊細で透明な歌声で届けるクラブミュージックは、ならではの個性を感じる作品になるだろう。
今から楽しみでならない。


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