幅広いジャンルのエッセンスを取り入れた音楽性で注目を集めるダンス&ボーカルユニット、FAREWELL, MY L.u.v。


現在は金津美月(大学1年生)、ゆいか(中学3年生)の2人体制で活動するFAREWELL, MY L.u.vは、メインカルチャーからサブカルチャーまで多彩な要素をHIP-HOP的手法で取り入れ、Soulを主軸に現代的な独自のスタイルに昇華。キュートかつダンサブルなオリジナル楽曲の数々で世界観を確立してきた。


2018年には90’s R&Bを基調とした1st EP「DONT TOUCH MY RADIO」をリリースし、2020年には嵐や鈴木愛理などの楽曲を手がけてきたメインコンポーザー渡辺泰司氏に加え、さらにはレゲエミュージック界のレジェンドとして知られる森俊也氏やInstant Cytronの松尾宗能氏など名だたるクリエイターを迎えた2nd EP「GOLD」を発表。


「OLD TO NEW(古きを新しく)」のコンセプトを掲げ、R&B・ラヴァーズロック・レゲエ・ファンクなどのジャンルを純度そのままにJ-POPへと落とし込み、挑戦的な作風を見せている。


メンバーチェンジを経て、2021年12月に現在のメンバー体制で再始動したFAREWELL, MY L.u.vは、今後の躍進が期待される気鋭のアーティストだ。




・FAREWELL, MY L.u.v - obsession〈official music video〉



2nd EP「GOLD」の収録曲「obsession」は、グルーヴィーなサウンドとキャッチーなメロディに乗せて10代のリアルな感情の機微を描いたナンバー。


作風の軸としてヴィンテージソウルを意識しているというFAREWELL, MY L.u.vだが、この曲にもそのスタンスがしっかりと表れている。

ダンサンブルなリズムと味わい深い演出の妙が感じられる一曲だ。


展開が進むごとに爽やかさを増していく歌詞のストーリーには、内省的な10代の葛藤と、その葛藤を抱えながらも「私は私でいいんじゃない」と自己を肯定するポジティブなメッセージが込められている。


FAREWELL, MY L.u.vの世界観を体現した一曲として必聴だ。


・gloomy girl



1st EP「DONT TOUCH MY RADIO」に収録されている楽曲「gloomy girl」。オールドスクールのR&Bの影響を色濃く反映したこの曲は、FAREWELL, MY L.u.vの表現テーマである「OLD TO NEW」を前面に押し出したナンバーだ。


地に足のついたグルーヴとめまぐるしい曲展開。鮮やかなメロディと、10代の少女の気持ちを淡く歌い上げる詞世界。

懐かしさがありながらも、現代のJ-POPソングとして昇華を果たしたキラーチューンに仕上がっている。


活動初期からぶれることのないFAREWELL, MY L.u.vの軸を、この曲から感じ取ってほしい。




今後は新たなシングルやアルバムのリリースを予定し、それに向けて準備を進めているというFAREWELL, MY L.u.v。

まずは2022年3月に新曲「STELLA」の配信リリースを控えているそうなので、今から要注目だ。

これからも「どの場所でも勝てるような曲」を発表しつつ、一方でライブアーティストとしてもコンスタントに活躍していきたいという。

FAREWELL, MY L.u.vのさらなる躍進から、ますます目が離せない。



【リリース情報】


新曲「STELLA」 2022年3月配信リリース